この画稿の下絵の月日は2020年とある。随分と昔に描いて放りっぱなしにしていた訳だ。どうもギターのパースがまずいようなので止めたようだ。
この度ギターサークルに参加した。そういう訳ではないのだが偶然に下絵を発見したのでペンいれを試みた。下絵は直さずに・・・・。
人の行動には二通りあるようだ。ひとつは気持ち、もうひとつは意志だ。意志については言うまでもないと思う。強い意志で物事を達成する事だ。
自分のギターは前者の気持ちだ。気分が持ち上がればギターにさわるという案配だから気が付くと何年もギターに触らないという訳だから上達しない。
それでは気分が向いたとき時は、どんな曲を弾くかというと実はレパートリーがない。適当にコードを鳴らしメロディを弾く、つまりアドリブである。
アドリブなどというと格好良いが、ようは適当弾きなのだ。とてもヒトに聴かせられるものではない。自分の中で満足している。
この度グループに参加したのは、強制的にギターに自分を近づける為の方策なのだ。仮に自宅で練習しなくても、参加時にギターにさわる。これはいい。
絵は途中。昨夜は三月なのに非常に寒かった。
暦の上では春、花札の図柄でも花満開だ。それなのに此処は昨夜は寒かった。帰宅途中、手袋をしていても手が寒さで痛かった。
桜が咲くのが春ならば此処は五月が春なのか・・・・。半年も寒さが続き冬なのだ。この年齢になるとへこたれて気持ちが折れている自分がいる。
今朝もうっすらとだが雪が降った。雪投げするほどではないが春が遠いなと気持ちも落ちる。もう少しと自分をなだめる。
そういえば何時だったか、三月で積雪がゼロセンチという年もあったなと思い出す。ああいう年は滅多にない。温暖化のせいか説量が多い。
季節の中で六月が一番好きだ。ようやく春がくるからだ。暖かい日差しが待ち遠しい。六月が永遠に続けばよいといつも思う。