軽減税率と赤紙

　今日から消費税が１０％になった。
我々は当たり前のように受け止めて、昨日まで爆買いなどに走っているが、結局は誰も反対や抵抗はしなかったという事か。

　手前も人の事は言えない立場なので大きな事は言えないが、香港などのデモなどを見ていると日本人はつくづく飼い馴らされているんだなあと思う。

　そういえば、この間なども某政治家の演説に向かってアジを飛ばした人が警察に拘束されたと報道があったが、これなど言ってみれば消費増税は反対といった意味合いもあるのだと思う。
　　
　日本の警察もかつての特高に成り下がったという事なのか、昔はアジなどは普通にあったと思うのだが、中国香港問題どころの騒ぎではないと思う。

　日々は静に流れているが水面下では右傾化が進んでいるのか。
裁判員制度も消費増税も当たり前のように受け止めて安穏に生きている。

　ある日、突然に赤紙が来ても当然のように受け入れるのだろうか。そうではあるまい。だが投票率が半分以下の国民にはそのような反対する勇気も権利もないのだろう。

　泣く泣く我が子を戦地に送り、欲しがりません勝つまでは・・・・・。か。

　そうだ今日からは「欲しがりません勝つまでは」で行こう。

　でも一体、何に勝つのだろう。

増税後の三つのうちの二つ、福祉や子育てはいいとしても、あとの一つは半分を国の借金にあてるというのはどういう事なのかなぁ。