今年、六月に加藤剛さんが亡くなった。
俳優「加藤剛」といえば私的にはテレビドラマ「三匹の侍」の橘一之進役が後にも先にも一番である。
拙作の劇画「写保帖」の主人公もこの役名にあやかり一之進とした。
一之進(かずのしん)を家人が「いちのしん」と読んだ為、市之進と変えしまった。
役名など何でもよいのだが、かえって市之進の方がよかったかと思う。
梅木市之進。いいかも。
話が横道にそれた。
以来、加藤剛の浪人姿が憧れのキャラクターである。
三船敏郎が演ずる三十郎と同等のかっこよさで当時はテレビに釘付けであった。
着古した着物袴姿は汗で汚れているのだろうが、端正な顔立ちがそれを感じさせない。
映画「今夜ロマンス劇場で」を観た。
メルヘン的な作品で夢に満ち溢れた始まりであるが・・・・。
冒頭の現実のシーンで加藤剛さんが登場された。
それも病院のベットの上で痩せた顔をして。
こみあげてきた。亡くなられていたのを知っていたから、これが最後の作品なのかと瞬間思った。
映画はたいそうロマンチックで感動的な作品だが、さらに涙を誘ったのは、映画の中ででも亡くなってしまったからだ。
もう戻ってはこないのだ。
三匹がとうとうゼロ匹になってしまった。
淋しい。
絵は「三匹の侍」を映画の看板風に描いてみた。
俳優「加藤剛」といえば私的にはテレビドラマ「三匹の侍」の橘一之進役が後にも先にも一番である。
拙作の劇画「写保帖」の主人公もこの役名にあやかり一之進とした。
一之進(かずのしん)を家人が「いちのしん」と読んだ為、市之進と変えしまった。
役名など何でもよいのだが、かえって市之進の方がよかったかと思う。
梅木市之進。いいかも。
話が横道にそれた。
以来、加藤剛の浪人姿が憧れのキャラクターである。
三船敏郎が演ずる三十郎と同等のかっこよさで当時はテレビに釘付けであった。
着古した着物袴姿は汗で汚れているのだろうが、端正な顔立ちがそれを感じさせない。
映画「今夜ロマンス劇場で」を観た。
メルヘン的な作品で夢に満ち溢れた始まりであるが・・・・。
冒頭の現実のシーンで加藤剛さんが登場された。
それも病院のベットの上で痩せた顔をして。
こみあげてきた。亡くなられていたのを知っていたから、これが最後の作品なのかと瞬間思った。
映画はたいそうロマンチックで感動的な作品だが、さらに涙を誘ったのは、映画の中ででも亡くなってしまったからだ。
もう戻ってはこないのだ。
三匹がとうとうゼロ匹になってしまった。
淋しい。
絵は「三匹の侍」を映画の看板風に描いてみた。