ヨーロッパより愛をこめて

わかりますか？

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名前が思い出せません。

よく映画のシーンに出てきます。

昔、アラン・ドロンの映画で見ました。

えっ？という事はフランスにいるのですか？

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そうです。

モンサンタミィシェルです！

あさってにはイタリ－です！

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写真をありがとうございます。

早速、ブログにアップします。

昨日は娘の結婚式でした。この十日間ほどは、昨日も含め疲れました。

娘夫婦も新婚旅行にイタリアに行きます。

Ｕさんも身体に気を付けて良い旅を続けて下さい。

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はい、ありがとうございます。

父の事

母が身体の調子が悪く娘の結婚式に出られなかったのは残念でした。

残念ついでに、空模様も不機嫌で雨で寒かったです。
でも、そのおかげでコートを羽織る事にしました。

息子から「そんな良いもの持ってんだ、何時の時代のコートよ」と笑われました。

言われて気がつけば、亡くなった父のを譲り受けた物でした。

父とは背丈も同じで位で、履いた革靴も父の物です。
形見分けには、ハンチング帽も幾つか貰いましたが、似合わないのか周囲の受けが悪く、かぶるのを止めました。

それを境にして、ジャズやブルースへの興味も弱冠薄れたような気がします。

父は戦後、進駐軍相手のジャズバンドのドラマーでした。

また、多くの高名なジャズメンやブルースマンもハンチング帽をかぶっていたと記憶します。

あやかろうと思ったのですが、外見だけではなく内面的も才能が無かったようです。

音楽だけではなく、画業においても父の足元には及びませんでした。

若い時は油絵で公募展に入選していますし、晩年は水彩画でも中央展に出品しています。

さまざまな事で父に及ばず、また迷惑をかけた親不孝者でした。

進学もせず、家業も継がず悪たれ者でした。

母を連れてこれなかったのは残念ですが、あとで写真を見せたり、お話をしてあげましょう。

形見のコートを羽織る事で天上の父は参列してくれていると解釈しています。

父さん、時がくれば僕もそちらに往きます。

そうしたら、今日の有り様を共に懐かしみましょう。
「父さん今日あなたの孫娘が嫁ぎましたよ」

夜半。

あけて昨日は娘の結婚式でした。

今、ボーッとしています。
何だかまた、さらに歳をとった気がします。

疲れ果てているのに、眼が醒めました。

うたた寝をしてしまったようです。

意味もなく、風邪薬を三錠とウコンを三錠そして重曹を一包呑みました。

鏡を見ると顔はしわクチャで頭は白く禿げ上がり、笑っているのか泣いているのか、わからない表情です。
世の中が少し白んで見え、自分の身体も薄く透明になってきたような気がします。

二人に人生のバトンを渡したせいでしょうか、感傷的になっているのかも知れません。

まだ二人の息子がいますから、意識をしっかりとしなければ、いけないのですが、このまま遠い処へ往ってしまっても後悔のない心境です。

暗い部屋でブログを更新しています。

布団に入っても何だか眠れそうにないです。

でも、このまま薄くなってしまいそうです。

机の上に向かいます。

何の得も無いのですが、今は自分の人生の頂上はそこにしかないからです。

遭難しないように滑落しないように気を付けます。

水溜まりに足を取られる位なら笑えるのですが…。

前日

前乗りした、おばを迎えて一緒に。



その足で二人で美術館へ。



美術館へは久しぶり。




出版記念イベントが丁度この日にありまして



先生とお会いすることができました。



スタッフのKさんともお久しぶりです。