佐賀のホテルで、朝食を摂ってから出発の準備。
今日は新門司港20時発、神戸行きのフェリーを予約してあるので、それまで阿蘇辺りを走ってこようかと思っていたのだが…
結構な勢いで降ってるなあ、雨。
結果的には、キャンプじゃなくて良かったといったところ。
雨の中撤収作業とか、考えただけで大変そうだ。
まあ、パニアケースに収まっている荷物は濡れずに済んでいるようで、一安心。
バイクの雨対策は課題の一つだが、V-StromはABSにトラコンも装備しているので、その点でも安心。
人間はカッパを着て準備するが、やはり雨の中走っても楽しくはない。
雨は台風の前線の影響なのか、南ほど強く、北は止んでくる予報。
取りあえず、青空を求めて、北に向かって走り出すことに。
福岡近くの古賀SAで、ホークスのショップを眺めながら休憩。
外はかなり小降りになり、もう少しで止みそうな雰囲気。
関門橋を望む、めかりPAに到着。
青空が覗いてきた。
ここまで来たら、本州に渡って山口まで遠征しようかと。
秋吉台と萩見物位しても、戻ってくる余裕はあるだろう。
実は、山口には足を踏み入れたことが無かったり。
バイクでは広島までは自走で行っているのだが、山口はかなり遠いからね。
少々反則ではあるが、九州側から上陸するのもアリかなと。
まあ、フェリーをキャンセルして、そのまま走って帰るのでも良いのだが。
めかりPAは山と海の間の狭い場所にあり、入り口と出口が作るループの中に駐車場がある。
関門橋を渡り、山口に上陸、秋吉台手前で給油。
秋芳洞駐車場に到着。
駐車場から、土産物屋の並ぶ結構長い通りを歩く。
写真では閑散としているが、団体さんも結構いましたよ。
秋芳洞入口に到着。
この大きな裂け目から入洞。
下には結構な勢いの滝が。
洞内一杯を流れる川。
ここからは、NEX-7の夜景モードで撮影。
フラッシュ焚くより雰囲気出るかな。
百枚皿と呼ばれる、棚田のような鍾乳石のプール。
カッコいい。
一部の通路は、川の上に桟橋をかけて通行可能にしている。
広庭にある、洞内富士と呼ばれる石筍。でけぇ。
こちらは大松茸。
この辺りが洞内最大の広さだそうだ。
照明はLEDだそうだけど、実際の見た目はもうちょっと暗い。
NEXの6点バーストショットは、結構明るめに写る。
傘尽くし。
ここから先、道はエレベーター方面と黒谷支洞方面へ別れる。
取りあえず黒谷方面へ。
この辺りは過去に落盤があったとかで、大きな石がゴロゴロ。
秋芳洞のシンボル、黄金柱。
高さ15mもあるそうだ。
黒谷支洞入り口。
ここからは本洞より後から整備されたそうで、トンネルをくぐって先へ進む。
巌窟王。
カッコええ。
複雑な造形が凄いね。
クラゲの滝登り。
五月雨御殿。
黒谷支洞は幅より高さがあって、大迫力。
マリア観音。
面白い造形が多い。
ここが黒谷支洞の終点。
この先は人工のトンネルで、黒谷口に出られる。
途中のスロープには、三億年の地球の歴史をイラストで展示。
下からだんだんと年代が新しくなっていく。
黒谷口に到着。
ここは秋吉台の中の窪地だそうだ。
秋芳洞内に引き返し、エレベーター方面へ。
地上への脱出口が見えた。
エレベータ口から、秋吉台の展望台を目指す。
あちぃ。
展望台へ到着。
いい天気だ。
日本最大のカルスト台地、秋吉台。
草原の中に石灰岩が顔を出している。
この辺で記念撮影。
展望台から戻る。
ここには車道も通っているので、後でバイクでも来られる。
まあ無理して歩いてくることもなかったのだが、なんとなく。
エレベーターを降り、再び地底の住人に。
暗さに慣れずに、暫くは足元が見えづらい。
中は涼しくて快適。
帰り道は、また行きとは違う風景。
一番広い千畳敷部分。
蓬莱山!
洞内富士の反対側は、こんな風になっていたのか。
流れる川に沿って下る。
風がないからか、水面に景色が映る。
青天井付近。
通常の通路より上を進む、冒険ルートも見える。
出口に到着。
2時間あまり、堪能した。
以前は竜穴と呼ばれていたものが、大正15年、昭和天皇が皇太子時代に訪れた際、(宮内庁が)秋芳洞と命名されたそうだ。
観光センター付近のお土産屋で、カッパそば。
冷やし蕎麦うめぇ。
お土産は石を使った彫刻などなど。
バイクで秋吉台へ。
このまま秋吉台を抜け、萩を目指す。
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