G's Loft

がるるのロフト復活暫定版!
3DCGと趣味の車とかバイクの事とか色々

佐渡ツアー 1

2019-04-27 23:02:44 | 旅行記

GW初日から、会社の連中と佐渡ツアーに出発。
去年の沼津ツアーと同じ面子。
バイク2台、車1台の編成だ。

松本の北寄りから、雨が降ってきてしまった。
南寄りのウチの方は曇りだったんだがなあ。
長野は曇り、新潟は100%雨予報だったんで、どちらにしろカッパは着なくてはならない。
まあ、諦めよう。

国道19号で長野市まで、そこからは18号で北上。
信濃町IC横にある、道の駅しなので十時の休憩。
ちょっと薄日が差してきたが、道中は小雪が舞い、相当に寒い。
ここからは飯縄山や黒姫山が展望できるのだが、今日は雲の中。

地元野菜のかき揚げそばを頂く。
冷えた体に沁みる美味さ。

食後、雲の切れ間から日が差してきた。
日光に当たるとあったけぇ。
去年はDjebel200だった後輩は、SKYWAVE400にチェンジしている。

この辺はやっと桜が咲き始めだね。

ここから妙高経由で、直江津港まで行き、フェリー乗船予定。
しかしその道中はみぞれ交じりの冷たい雨で、風も強くこれまた辛かった…

車のメンバーと合流後、昼食は直江津港近くの食堂で。
お十時にそばを食べた後だが、お勧めだというカツ丼を。
後輩は、名物のジャンボ餃子をガッツリ食べていた。
これが後に大変な悲劇を招くことに。

佐渡汽船乗り場着。
当初は当然バイクを積んで渡航するつもりだったのだが、天気が良くないのと、車やバイクの乗船代が結構高いのに日和った後輩が、遊ぶ金を温存するため人だけ渡ろうと言い出した。
車のメンバーは最初から現地で車をレンタルする予定だったので、それに便乗しようと。

そういう事なら、船内で飲めるんでビール買っちゃうぜ。
運転は任せた。

悪天候で15分ほど遅延して到着した、直江津ー小木港路の新鋭高速フェリー、あかね号に乗船。

席は二等指定で結構前の方だったのだが、船員さんが今日は荒れているので、比較的揺れの少ない後方の座席に移動することを勧めてくる。
そんな大したことないべ、というわけで我々はそのまま。

埠頭の防波堤があるうちは、まあ左程揺れなかったが、外洋に出てからは想像を超えた激しい揺れだった。
前後左右上下に揺すられ、最初は4DMAXの映画館みたいだと思っていたのだが、高波が来ると船首が大きく持ち上げられてから、激しく着水。
だんだん水族館のイルカショーの気分になってきた。
当然、ビール缶はどこに飛んで行くか分からないので、手に持って水平を保ちながら飲みましたよ。
周りの席にはバスツアーの団体などが数組乗っていたのだが、半分以上が酔いにやられたらしく、備え付けの袋にリバース。
前後左右からサラウンドの様に叫び声や嘔吐の音が聞こえる…
ツアーコンダクターのおばちゃんも、近くの席でゲロゲロ言い始めた。
乗り慣れてるんじゃないんかい。
船員が走り回って、袋の交換や、後方の非常用スペースへ連れて行って寝かせたりを忙しく行っている。
後ろに座っていた後輩もやられたらしく、気持ち悪いと後方に移動していった。
しまいには、後方のスペースが一杯になったらしく、船員がマットや毛布を持ってきて、気分が悪い人をその場で寝かせ始めた。
通路に傷病者続出で、野戦病院さながらの様相。
メディーック(衛生兵)!メディーック!

予定より大分遅れて、小木港着。
いやー、長い2時間だった。
私はまあ、船や飛行機は乗り慣れてるのと、先にビールで酔ってたから大丈夫。
車の同僚は酔いの方は大丈夫だったが、船が分解するんじゃないかと気が気でなかったとの事。
後方で寝ていたバイクの後輩も復活して、下船準備。
まあ、昼の餃子は全部戻してしまった様だが。
ツアコンのおばちゃんも復活して、声を張り上げてバス乗車の案内をしていた。
さすがプロだ。

レンタカーはこれ、ビートルカブリオレ。
予約時点で、もっと安いのは出払っていたらしいが、これでも車を往復搬送するよりは安い。
まあ、割り勘ならなおイイよね。
後部はシートバックが直角で狭いが、一応4人乗れる。

最初は屋根を開けて走ったが、特に後部座席が寒いので、途中からクローズ。
雨も降ったりやんだり。
宿の食事の時間が迫っていたので、どこにも寄らずに尖閣湾の宿に到着。

部屋はオーシャンビュー。
天気が良ければ、夕日がきれいだったろうな。
明日は晴れを期待しよう。

風呂に入ってさっぱりした後、夕食。
刺身にズワイガニ一杯、その他から揚げや鍋、煮物まで海鮮尽くし。

刺身とサザエ。
流石に海の幸は、長野と比較出来ないほど美味い。
決死の思いでここまで来た甲斐が有ったと云うものだ。
後で宿の女将に聞いたが、今日位荒れると欠航になることもあるが、GW初日なので結構無理して運行したのではとの事。
まあお陰でたどり着けたのだから、佐渡汽船の船員さんには感謝しかない。
ご苦労様でした。

コメント
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