今日もホテルで朝食。
生憎の雨模様なので、急いで出発する気にもなれないのだ。
だが、予報では、午後は西から天気が回復するらしいので、期待しよう。
というわけで、走りではなく観光メインでいこう。
阿蘇から国道57号を通り、熊本へ。
午前中は熊本城見物をしてから東進、午後から高千穂に行けば、天気も良くなってるんじゃないかと。
闇り御門。
何だか武家装束の人がいるな。コスプレ?
闇り御門の中は、通路の上に本丸御殿が建っていて、その名の通り暗い。
本丸御殿の地下から出てくると。
天守閣が間近。
天守閣入り口にも、甲冑姿の人が。
観光案内のエキストラらしい。
城内部は、忠実に再現してあるわけではなくて、普通のビル仕立て。
資料館になっている。
江戸時代の女性の遊び道具。
貝合わせなんて、素晴らしい文化じゃないか。
今は神経衰弱とか、風情が無い。
上の階には、幕末の資料が展示してある。
上に行くと狭くなってきた。
ここには全国の城の写真。
やっぱ松本城(左下)はカッコええな。
天守閣からの眺め。
雨は止みそうで止まない。
本丸御殿内部の、囲炉裏に囲まれたダイニング。
謁見の間。
本丸御殿は、天守閣と違って、かなり本物に忠実な復元らしい。
こっちの方が見応えがあるな。
殿様の部屋は、床が一段高くなっている。
天井の装飾も見事。
ここはPCが並んでるから、寺子屋の跡。
じゃなくて、クイズやゲームが出来るらしい。
平日なんで、子供連れはいなかったけどね。
見物が一通り終わったので、再びカッパを着て出発。
国道445号で東進、山都を目指す。
山都町の通潤橋に到着。
目の前が道の駅なので、駐車場には困らない。
近くで見物。
谷を越えた白糸台地に灌漑用水を送る、水道橋ですな。
橋の中央からの放水が有名なんだけど、土日にしかやらんらしい。
遊歩道を辿っていくと、橋の上に出る。
普通に渡って良いらしい。
反対側に渡ってきた。
これが水の流出口。
橋よりだいぶ高い所にあるが、入り口の方はもっと高いので、ちゃんと送水できる。
圧力がかかるので、橋の上部は開口してないし、放水の際には豪快に水が出るのだろう。
でもこれを江戸時代に作ったって、凄い精緻な技術だねえ。
元の側に戻ってきて、これが橋の上部にある流入口。
なるほど高い位置にある。
雨はだいぶ小雨になってきた。
このときは、もうじき止んでくれると思っていたのだが…
道の駅で宣伝を見かけたのだが、山都町内に、地元の特産品を使用しているコロッケ屋があるらしい。地産地消やね。
昼も回っているし、折角なので行ってみた。
結構な種類があるが、食べたのは地元の竹の子や鶏肉と、もち米を使ったおこわ風の「もっちり竹鶏物語」と、くまもと黒毛和牛を使った「黒牛和王ころっけ」の2つ。
ウマー。
結構腹に溜まったので、昼食はこれで良いかも。
山都町から国道218号で、高千穂へ。
天気はずっと小雨。
着。
真名井の滝。
今日は観光客のボートも少ないが、この方が赴きもあるような。
一番下が、神橋。
上に架かるのは、高千穂大橋。
その奥に、神都高千穂大橋。
の三代橋。
真ん中に転がっているのが、鬼八の力石。
高千穂峡をウロウロしていたら、雨も止んで薄日がさしてきた。
流石は神話の里だ。
次は高千穂神社に参拝。
参道は趣があるね。
本殿は意外と小さかったが、歴史があるからでかい、というものでもないのだろう。
土砂災害で不通になり、復旧に費用がかかりすぎるということで廃線になってしまった、悲劇の高千穂鉄道、高千穂駅跡。
廃線とはいえ、ここは有志が保存活動をしているようで。
天岩戸伝説の残る、岩戸川に架かる、高千穂鉄橋。
写真ではわかりにくいが、長さ352m高さ105mだと。
ここはガイドマップによって、載っていたりいなかったり。
廃線だけに、名物にして良いものかという、苦悩が感じられるなあ。
国道218を延岡方面に向かい、途中から東九州道に乗り、終点の日向で降りる。
まだわずかしか出来てないのね。
写真は道の駅、日向から見た太平洋。
水平線付近は明るいが、海岸近くは雲が厚く、風雨も強くなってきた。
天気予報と違うじゃんかよ。
本降りの中、国道10号のペースの遅さにストレスを感じながら、宮崎のホテル着。
たまゆら温泉に入ってさっぱり。
風呂上りのビールは最高。
晩飯はこれでしょ、宮崎名物、鶏南蛮。
うめぇ。
外は雨。
明日は止むらしいので、今度こそ期待しよう。