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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

66日目:イスタンブール2日目。-イスタンブール観光をする-

2014-07-27 01:05:05 | 旅行
○ブルーモスクを観る

朝起きて、朝ご飯は8時からだったのだが、その前に、今日泊まる宿を変えるために、昨日目星を付けておいた別の宿に行った。
宿の名前は「アゴラゲストハウス」と言って、昨日ネットで調べた中で結構評価が高かった宿だった。
一応今日のドミトリーは空いており、料金は47トルコリラだった。昨日から泊まっている宿は50トルコリラなので、そんなに値段としては変わっていない、が、一応この価格帯がここら辺の相場なんだなという事が分かった。

その後宿に戻ってきて朝ご飯を食べる。
朝ご飯は結構豪華で、パン、ヨーグルト、コーンフレーク、キュウリ、トマト、チーズなどがバイキング形式で食べられた。
昨日からお腹の調子はまあまあ良くなってきていたので、この朝食で体内の食物を総入れ替えしてやろうと意気込んで食べた。


泊まった宿の屋上


屋上から見える海


その後、10時にチェックアウトし、荷物を置かせてもらい、近くの観光名所、「スルタン・アフメット・ジャーミィ」、通称「ブルーモスク」と言われる所に行った。
ここは昨日宿に行く途中にも見えていて、かなり荘厳な建物だったのでかなりの観光名所だなと思っていたのだが、イスタンブールでは1、2を争う程の有名な場所だったらしい。
前の広場には朝から観光客がたくさん訪れていた。


ブルーモスクの前の広場


人がいっぱい


ブルーモスク前の噴水


このブルーモスクはイスラム教の建築らしく、遠目から見てもかなりの雰囲気がある。インドのタージ・マハルもイスラム教の建築物らしいのだが、イスラム教の建物ってかなり美しいんだなと改めて分かった。イスラム教を今までナメていました。。。
ブルーモスクは入場無料らしく、すんなり中に入って行けた。中の中庭っぽい所もとても広く、スゴくオシャレな感じであった。


ブルーモスクの中庭


中庭からブルーモスクを眺める


その後は裏の入り口からモスク内部に入ろうとした。
ちなみにブルーモスクの正面には、こんな服装の人は入っちゃダメだとよいった看板が立ててあり、ハーフパンツ、サンダルを履いた男の人が×となっていた。見事に今の自分の服装なんですけどと思い、ちょっと入るのを躊躇した。ちなみに女性はノースリーブを着て、スカートを履いた人が×となっていた。

でも周りの観光客を見てみると、まあまあハーフパンツでサンダルを履いた人がいるので、今のこの服装でも入れるんじゃないかと思い、そのままモスクに入る列に並んでいた。
ちなみに周りの女性も結構肌を出している人がいたのだが、列を進んで行くと、なにやら女性にはストールが貸し出されているようだった。
そんなんで女性はだいたいストールで肌を隠して入っていた。
男もストールが貸し出されているらしかったが、自分は前の同じ服装の観光客の人がそのまま入っていたので、それに付いて行った。
そしたら何も言われるモスクの中に入る事が出来た。ちなみに靴は脱いて入る事になるので、サンダルでも問題無いっぽかった。

モスクの中に入ったが、中もとてもきれいで、本当に中も神聖な雰囲気が漂っている場所だった。ステンドグラスもきれいで、午前中の明るい光が中に差し込んできて、とても良い光景だった。
外からの外観もいいが、中の内観もとても素晴らしく、ここはかなり満足しました。しかも入場は無料。
寄付は随時受け付けているらしいが、かなり太っ腹な観光名所で、イスラム教って半端無いな!と感動しました。
イスラム教の建物がここまでデザイン的にも洗練されていた事を今まで知らず、機会があったら今度調べてみようと思いました。
ちなみにトルコでは人口の99%イスラム教徒らしい。欧米人っぽい人々がいっぱいいるのだが、ここはイスラム圏のど真ん中なんだな~とそういった事も改めて分かりました。


ブルーモスク内部。ステンドグラスがキレイ


ブルーモスクの中で記念撮影


ブルーモスクの祈祷エリア



○アヤソフィアに行く

ブルーモスクを出た後は、広場を挟んで向かい側にある、「アヤソフィア」という博物館に行った。
ここも入場する観光客が結構ごった返していた。ここはキリスト教?ゆかりの建物を博物館にしたものらしく、壁画にはキリスト教のモザイク画が書いてあったりした。
ちなみにアヤソフィアは入場料はしっかり取られて、30トルコリラだった。結構高い。
アヤソフィアは外観がとてもきれいで、ブルーモスクに負けないくらいの存在感を放っている。ここはビザンツ建築の最高傑作とも言われている博物館らしい。

中に入って行ったが、まあまあ中も雰囲気があった。しかしやはりかなり年期が入っているっぽい内観であった。モザイク画もそのままの状態で展示されていてかなり損傷が激しかったりした。
でも壁や柱などの建築物の一つ一つが年期が入っており、そういう建築に興味がある人はとても惹き付けられるんじゃないかな、と思う。
自分は博物館の類は実はそこまで興味深く見れなかったりするので、40分くらいさらっと見て出てきてしまった(笑)
まあ全体的にはアヤソフィアよりかはブルーモスクの方が良かったなという感じでした。でも外観は本当にどちらもスゴいです。


アヤソフィア


アヤソフィアの祈祷エリア


アヤソフィア内部


その後は宿に戻って、13時くらいからちょっと日本の友人とskypeをした。
時差は6時間で、友人達が集まって隅田川の花火大会を見ていた所をskypeで参加させてもらったのだ。
skype越しに見る浅草の街並みと花火はそれなりに情緒があった。もちろん東京に帰りたくなったのは言うまでもない。
そんなんで、久方ぶりだが、友人達との再会を楽しんだのであった。


○グランドバザール、地下宮殿に行く

その後は今日泊まる宿にチェックインし、荷物を置いて、観光の続きに出かけた。
ちょっと狭い路地の途中にあった店でランチを食べた。
チキンポーションという、チキンの肉を削ぎ落としたものにトマトやピクルスやポテトやらが乗っているプレートを頼んだ。
そしてトルコではパンが付け合わせで出てきて、こちらは無料で食べられるのであった。

結構油がスゴく、食当たりから治りかけている状況でこのランチは結構キツかったが、頑張って食べて、パンだけ少し残してしまった。。。
ちなみに結構ボリュームがあったのだが、これで7トルコリラでコスパはすごかった。


その後は道を抜けた所にある先の、「グランド・バザール」というマーケットを観に行った。
ここはイスタンブールで一番大きいマーケットで、色んなお店が中に入っていて、お店は4000軒以上もあるらしい。
普通に1件1件見て行こうとすると1日では到底足りないくらいの広さであった。
特に何を買う訳でもなかったので、このグランドバザールの中で今まで換金できなかったインドルピーを全て換金した。

このグランドバザールは両替のレートがかなり良く、周りにも両替屋さんがあったが、中の両替屋は周りと比べ物にならないくらいの高レートだった。
ちなみに3130ルピーをトルコリラに換えたのだが、外の店では69リラ、85リラと言われたが(結構ムラがあった)、中の両替屋で聞いたら93リラになったので、そこで換える事にしたのだった。
なので、イスタンブールの両替はグランドバザールの内部がオススメです。決してその周りで両替しないように!


グランドバザール内部


ねこ


その後、1リラで利用できるトイレを利用してグランドバザールを後にした。トイレはお金がかかるだけあって、かなり快適な便をする事ができた。


その後、ちょっと道を歩きブルーモスク方面に戻り、「地下宮殿」という所に行った。
イスタンブールの地下には貯水池が建設されており、その貯水池には柱が何本も立てられて天井を支えており、さながら宮殿のようなので地下宮殿と呼ばれているのであった。
ちなみに地下宮殿は入場料は20トルコリラだった。ここも結構高い・・・
そしてここはさらに奮発して5リラの日本語の音声ガイドもつけたのであった。

そんなんで、ふむふむと地下宮殿の見所などを聞きながら、滑りやすい足下に気をつけ、30分くらいで出てきたのであった。
ちなみに地下宮殿に立てられた柱とその空間は結構雰囲気があって良かった。それも予想以上に広く、イスタンブールの地下にこんな広大な空間が広がっているんだとまた新しい一面を見た気がした。


地下宮殿


メドゥーサの像



○カッパドキア行きのチケットを探す

その後は宿に帰って一休みする。
宿は日本人スタッフも常駐しており、色々イスタンブールの情報を聞いていたのであった。
そしたら今は、イスラムの一大イベントである「ラマダン」が終わった後で、トルコでは今日からの土日と、その後3日間は休みになり、さながら日本でのお盆休みのように盛り上がる?とのこと。


泊まった宿


昼下がりのブルーモスク前。ピクニックに来ている人がいっぱい


なのでこの休みを利用してイスタンブールから帰省する人も多く、明日の夜行バスでカッパドキアに行こうと思っていたのだが、そのチケットは今は取りづらいんじゃないかという情報を聞いた。
そんなんでちょっとタイミング的によろしくなかったかな?と思い、ちょっと心配になったので、近くの旅行代理店に明日カッパドキアに行くチケットは取れるかどうかを聞きに行く事にした。

そしたら案の定カッパドキアに行くバスチケットは取れないよと言われた。
一つの旅行代理店では、パッケージツアーに申し込むんなら明日行けるよと言われたが、それが行き帰りのバス代と2日間のカッパドキアツアー(ガイド込み)、宿代込み、朝昼の食事込みで160ユーロ(約22000円)という値段だった。
パッと聞き、そこまでで22000円だったら妥当かな?と思ったが、ちょっと相場が分からなかったので一旦保留にし、他の旅行代理店に当たってみた。そしたらそんなの無いよという回答と、もう一軒ではあんたバカにしてるの?と冗談な感じで言われた。
と、そんなまでにバスチケットが取れない状況であった。。。

まあパッケージツアーに申し込めば明日予定通りに行けるっぽかったので、仕方ないのでそれを買うかと思い、明日早めに申し込む事にした。
その後、宿に戻ってまたスタッフの方に色々情報を聞いていた。


○日本人旅行者に話を聞く

22時くらいに、今までカッパドキアに行っていて今イスタンブールに帰ってきた日本人旅行者のナカジマさんから連絡があり、ちょっと話を聞く事にした。ちなみに彼の泊まっている宿は「Mavi Guesthouse」と言い、自分が今泊まっているアゴラよりかは半分くらい安い宿だった。そして距離としてはかなり近いので彼の宿まで行ったのだった。
ちなみにナカジマさんは旅行を始めてすぐにバンコクに行って「HOUSE23」に泊まった時に出会った人で、お互いFacebookで動向は知っていたが、今回ちょうどイスタンブールで会える事が分かり、連絡を取っていたのであった。
実に2ヶ月ぶりの再会であった。旅行はこういうこともまた面白さがあると思う。

そんなんで、ナカジマさんは2人の日本人旅行者の方と一緒にいて、4人でアヤソフィアの前の広場に行って、色々話をしていたのであった。
聞く所によると、バスチケットは、「オトガル」というバスの中央ターミナル的な所に行くと取れるかもしれないとの事。
オトガルはここから1時間くらいの距離にあり、ナカジマさんの同行者の1人であるシンさんは、これからカッパドキアに行くので、チケットを昨日取りに行ったら何とか明後日28日出発の分が確保できたとの事。

旅行代理店はバスチケットだけだと儲けが少ないので、やはりツアーを一緒に抱き合わせで売りたいものなのだ。
なので、さっき行った旅行代理店は、今の時期ではバスチケットだけでは売ってくれず、ツアーだったらいいよという事だったのだ。
そしてバスチケットを直接売ってくれるオトガルに行けばどうかということだったのだ。

なので、一緒に同行する人がいれば本当に心強いので、明日チケットを探しに行く事にし、可能であればシンさんと同じ28日にカッパドキアに行くということで話がまとまったのだった。
そんなんで最初の話から二転三転、色々話を聞く事で、ここまでいろいろ予定が変わったのであった。でもナカジマさんと会っておいてよかった。。。
一緒に行けるかもしれない同行者も出来て、本当に情報を聞く機会は大事だなあと強く思ったのでした。。。


○はた迷惑な欧米人カップル

宿に行って、今までで一番不快な旅行者に出会った。
欧米人カップルがドミトリーのベッドでイチャイチャしているのだ。
お前らカップルなら二人でドミトリーに泊まるんじゃねーよ!それもドミトリーでイチャイチャしてるんじゃねーよ!と
欧米人の本当に意味分からない常識加減に本当にイラついた。

欧米人が全てこういう人たちではないと思うが、今まで宿を利用していて、チェックアウト時間を過ぎているのにまだ寝ているとか、チェックアウト時間を過ぎているのに余裕で荷造りしているとか、なんかそういう欧米人が多かったりする。
これは何なんだろう?欧米人が一般的にマイペース過ぎるのだろうか?
宿に泊まってて日本人と知ると、結構親切にしてくる宿のスタッフは今まで結構いたのだが、やはり欧米人と比べると日本人は時間に正確でマナーもあるという、宿からするとかなり優良なお客さんなんだろうと思う。

てかこのカップル、一つのベッド二人で抱き合いながら寝ていて、本当に周りの事を考えているのかとマジで不快だった。
それもささやきあっているのでちょいちょいうるさかったりする。
本当に人に対してこういう事はあまり思わないのだが、マジでお前ら死ね!と心から思いました。
なんなんだろう?このバカップルは。女性の方はきっとメンヘラなんだろう。イヤ男もきっとそうだ。と色々想像を膨らませながら、かなりこちらから不快だよオーラを発しながら寝ましたとさ。。。

そんな色々な事があった一日、書くのに時間がかかってしまった。そんなんで以上☆
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