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読んだ本の感想と旅行の日記を書いていきます。
後、その他なんかあれば・・・

44日目:カトマンズ4日目。-ヒマラヤを直に見る!-

2014-07-05 21:54:45 | 旅行
今日のマウンテンフライトですが、無事ヒマラヤを見る事ができました!!!
雨期で見るのはダメかと思っていたけど、雲の上に出たら見事に雲海から頭を突き出しているヒマラヤ山脈の山々が見えました!
幻想的な雰囲気にひたすらすげえと言いながら写真を撮りまくっていました。

今回の旅行での目的の一つだったので本当に感動です。
1時間のフライトで18000ルピーとなかなか高かったですが、全然払った価値はありました。
旅の目的の一つだったダイビングライセンスの取得はできなかったので、今回のヒマラヤも難しいかと弱気になっていましたが、本当に見る事が出来て良かった。
旅に出てやっと一つ報われた気がしました!!

そんなんでいちおう当日の日記から書く。


○マウンテンフライトでヒマラヤを直に見る

5時に起きて、5時半にタクシーに乗った。タクシー料金は事前にエレファントツアーズのスディールさんに教えてもらった通り、350ルピーに落ち着いた。
んで6時には空港に着いた。空港の国内線ターミナルは、ここが空港?と思うくらいけっこう小さかった。

んでセキュリティチェックを終え、飛行機の搭乗を待っていた。
ちなみに運行状況が表示される掲示板には、「Waiting for Wether Report」と書いてあり、出発時刻の6時半を過ぎても搭乗できなかった。
そのまま6時50分くらいまで待っても全然音沙汰がなく、本当に今日見れるのかとかなり心配した。
ちなみに天気は曇りだったが、風はそこまでなく、山の方には一応晴れ間も見えているので、今日は行けるでしょうと思ったが、本当に掲示板の表示が変わらないのでやきもきした。


んで7時くらいに搭乗の案内があり、今日のマウンテンフライトは就航ということになった。
んで意気揚々と乗り込み、搭乗者が乗り込んだ飛行機はすぐに出発した。
ちなみに座席のシート番号は3Cとなっていた。
Cってほぼ廊下側の席じゃないか!?と思って心配していたが、マウンテンフライトの飛行機はかなり小さく、1列、2列の座席で、Cは窓側になっていた。
というか搭乗者が座るのは全員窓側で、廊下側のあるB列には誰もいなかった。やはりそこまで考えられているよなと思った。
ちなみに搭乗者で窓側の席はほぼ埋め尽くされていた。やはりマウンテンフライトは人気があるらしい。
あと一つ、座った席は、飛行機のウィングとプロペラが見事に窓から見える席だった。。。わがままを言わせてもらえば、これが見えない後ろの席が良かったなと思った。。。


マウンテンフライトは何とか就航!


出発!


そんなんで飛行機は上昇していき、すぐに雲に包まれた。
窓の外はずっと雲に包まれているので、結局天気が悪化してもしかしたら今日は不発だったか!?と今更かなり心配した。
しかし雲の上に出て、一応目の前には下に雲海、上も雲海、真ん中だけかろうじて青空が見える状態にはなった。
ちなみにこのマウンテンフライトでは、飛行機のコックピットの中も見学できるらしい。
スチュワーデスさんからお勧めされたので、ここぞとばかりコックピットの中も見学して、写真も何枚か撮らせていただきました。


どんどん上昇


コックピットのパイロットさん


コックピットの計器


コックピットから見る雲海


そんな中、自分のいる列とは逆の窓側から、ヒマラヤ山脈が見えてきた。
まさか、あれがヒマラヤ山脈?と一瞬信じられなかったが、マジで見えるんだ!と本当に感動しました。
あっち側の窓なので、強引にあっち側の窓に行ってパシャパシャ写真を撮っていた。
雲海の中から三角のてっぺんが突き出た複数の山、8000m峰とまでは行かないが、あれもかなり有名な名だたる山々なのだ。
選ばれた山のみが雲の隙間からてっぺんが覘いている。あの山々の頂上まで行くのも人間にはほぼ不可能なのだろう。


何やら見えてきた


夢中で写真を撮った


んでなぜかもう一回コックピットに案内されて、コックピットから見える正面の窓から、パイロットさんに、「あれがエベレストだよ」と言われ、その方角を見た。
そしたら、今までの山々よりもひときわ大きく頂上をあらわにしている山が見えた!それもとても大きい!!
とうとう世界の8000m峰、そしてエベレストを直に視界に納めました!!!
この感動は本当にこの度で一番のものだった!!!
ちなみに直に8000m峰を見たときに自分は泣くかと思っていたが、実際見たら泣く事はありませんでした(笑)
ひたすらすごいすごいと言って興奮し、笑みが止まりませんでした。

そんなんで、飛行機は転回し、自分が座っている側の窓からエベレストが見れるようになった。
ひときわ高くそびえ立つのがエベレスト、その右側に連なって見える高い山が世界第4位の山ローツェ。そしてそのさらに右の方にも距離を置いて頂上が見える山があり、それが世界第5位のマカルー。そしてエベレストの左にもいくつか頂上を現している山があり、その一番高い山が世界第6位のチョ・オユーだった。。
世界の8000m峰4山、それもかなり上位の山々を一気に視界に納めることが出来ました!なんて贅沢なんだ!!って思う。
竜の巣を抜けてパズーとシータの前に姿を現したラピュタのごとく、自分には世界の8000m峰がそんな感じに映りました。
マジで幻想的だった・・・


エベレストが見えてきた!


左がエベレスト、右がローツェ


マカルーという8000m峰。らしい


チョ・オユーという8000m峰。らしい


飛行機のプロペラと8000m峰


エベレストはとても高く、頂上が自分の乗っている飛行機と同じくらいの高さにあるんじゃないかと思う。
あんな山に登る人がいるなんて、本当に信じられなかった。
ヒマラヤが神の座と呼ばれるように、本当に神様のみが訪れることを許される場所なんじゃないかと思った。
そんな感じで最高に幸せな1時間は終了。
本当にその後はずっと余韻に浸ってました。


カトマンズに帰ってくる


その後、8時過ぎくらいに国内線ターミナルの出口に降ろされて、国際線ターミナルまで歩いてからタクシーを拾った。
ちなみにタメル地区まで250ルピーだった。
タメル地区に着いてから、有名な日本料理店「桃太郎」で朝ご飯を食べた後、ホテルに戻った。


○ボダナートを見に行く

ホテルに戻ったら、もう今日はマウンテンフライトでお腹いっぱいすぎて、その後行こうと思っていたバクタプルっていう所に行く気がしなくなってしまった(笑)
そんなんでベッドに寝てだらだらしていたら、同じ部屋のヒロキさんと色々話が弾み、近くのボダナートっていう寺院に行く事になった。
12時にバスターミナル集合ということにし、11時くらいから宿を出て、早めのランチを取る事にした。
んで有名な日本料理店「おふくろの味」という店でとんかつ定食を食べた。ここは桃太郎より良かったという印象だった。

その後、12時にバスターミナルに着き、ヒロキさんと合流し、バスというかミニバンに乗って13時くらいにボダナートに着いた。
んでボダナートはまあまあ雰囲気のあるストゥーバ(仏塔)で、一昨日行ったスワヤンブナートと同じような仏塔が立てられていたが、ここがネパール最大の仏塔らしい。
最大と言っても、仏塔自体がそんなに大きなものでもないので、着いて30分くらいですぐに一周してしまった。
一応周りの建物も含めて雰囲気があったが、まあこんな感じなんだね。っていう印象だった。


ボダナートのストゥーバ


ボダナートの周りの建物


寺院で多く見かけるマニ車。一回回すとお経を一回唱えた効果があるらしい


すぐに見終わって後にするのもなんなので、周りのレストランで休憩する事にした。
ちなみにレストランでミルクティーを頼んだが、観光地価格でかなり高かった。ミルクティーだけで200ルピー越えしたので、これは今までで一番高かったので驚いた。でも量はそれなりにあった。

レストランは4階建てくらいの建物の最上階にあり、自分たちは屋上でお茶をしていた。
その後、会計を払って帰ろうとしたら、途中の階に、ネパールの伝統的な宗教画?のタンカを作成しているアトリエがあったので観させてもらった。
昨日行ったパタンもそうだが、ネパールの彫刻もネパールの宗教画も、とても細かい。
その細かさにひたすら感心した。色もとても多彩で、よくこんなの作れるなあという程素晴らしい作品がいっぱいあった。
日本のマンガも芸術作品だと思うが、このネパールのタンカや彫刻もマンガに負けないくらいの芸術作品だと思う。
そんなんで、レストランで高いお金を払った分、このアトリエ見学で十分なお返しを頂けたと思い、満足してタメル地区に帰っていった。


レストランからのストゥーバの眺め


タンカを制作するアトリエ


タンカを描いている所


タンカの下書き


とても細かいタンカ


もう一つタンカ


○カトマンズ最後の夜

その後タメル地区に戻った後は、ダルバール広場の近くにある有名なラッシーの店でラッシーを飲み、地球の歩き方に乗っている「スノーマン」という喫茶店で休憩した。喫茶店には日本人の方がいたので、色々話をしていた。
その後、ヒロキさんと分かれ、自分はカトマンズでの用はほぼ終えたので、明日ポカラの街に行くバスチケットを取って帰った。
バスチケットはこれまたエレファントツアーズで買い、600ルピーだった。


カトマンズの街並み


ラッシーの有名店


んで18時くらいにホテルに戻った。
ホテルに戻ったらドミトリーで同室の韓国人のジュンさんがマンゴーを買ってきたので、切ってもらって一緒に食べた。
ジュンさんはとてもよく喋る女性の方で、自分の今日の出来事とかと英語ですらすら喋っていた。
ジュンさんの英語はとても聞きやすく、こちらは聞いているだけでいいので、この人と会話をするととてもヒアリング能力が身に付くだろうな~と思った。

自分は夕食を食べに行ったり、その後ワールドカップのドイツ対フランス戦を観ていたりして一緒に行動できなかったのだが、ヒロキさんは熱心に彼女の話を聞いていた。
自分にもそんな情熱があったら、もっと英語が上達してたんだろうなあと思う。
またヒロキさんは結構街中でも周りの人たちに積極的に色々話しかけていて、そういった所についても感心した。
自分の方は、伝わらなかったらどうしようとか、結構尻込みしてしまうので、そういった行動力を自分も身につけたいなと思いました。


そんなんで、カトマンズでやりたかった事はほぼやり尽くしました!居心地が良かったんでまだ居たかった思いはあるのだが、明日はポカラという街に行って、アンナプルナトレッキングにチャレンジしたいと思っています!!
コメント
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