家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

既製シースについて――ナイフシース作り(2)

2005年07月28日 | レザークラフト
 「収めるナイフ BUCK119――ナイフシース作り(1)」からの続き

 シースナイフ「BUCK119」には当然のことながら、既製のナイフシースがついている。
このナイフシースも何回かモデルチェンジをしているようで、現在市販しているタイプとは異なる。

新しくナイフシースを作るにあたって、この既製のナイフシースについてポイントをまとめておく。

・ 色は黒一色。ナイフのハンドル色(黒)に合わせたと推定できる
・ 長さ280mm、最大幅45mm、最大厚35mm
・ 革厚2mm
・ 幅広の革でくるみこむようにハンドルをホールド。同時にヒルト(鍔の部分)も押さえる。ジャンパーホックで留める仕組み。ホックの位置はエッジ側のハンドル部分
・ ベルト通し付き。ベルト通し部分は可動式で、ベルトにつるせばシース本体は左右に振れる
・ ベルトに装着した場合、ハンドルのバット(後端部分、柄頭)がベルトとほぼ同じ高さになる。
・ シースのブレード部分エッジ側は7mmの木が革の間にはさみこまれている。エッジ部分のシースの厚みは11mm。背の部分の最大厚は17mm。

なかなか機能的なシースだが、ハンドルをくるむ幅広な革が、やや抜き差しの障害になっている。また、ブレード収納部の「あそび」がやや大きく、ナイフを装着して揺らすとカタカタ音がする。新シースではこの2点は改善したいところだ。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うさぎあれるぎ~)
2005-07-29 22:40:50
こんにちはです。



ナイフケースですか…(すいません素人なんで、ナイフシースって言葉知らなかったです。)



薄い革、やらかい革はつかえないですね…

木、挟み込まれてるのは、工夫の逸品ですね…

はさまず縫うと、ナイフで糸が切れますね。(革包丁ケースなんかで見かけます…。)



厚めのヌメのトコ革(裏の革)はさむと、全体が革で、異素材合わせじゃないので、違和感が無く、ヌメなので、フチを磨くときれいになりますね…。



また、出来たとき見計らって見に来ます。

よろしくお願いします…。
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どうも (garaika)
2005-07-30 00:02:58
うさぎあれるぎ~さん、こんばんは。



シースってのは鞘(さや)のことです。シースナイフはいわば鞘がなくてはならないナイフのことで、そうでないナイフは折りたたみナイフ、すなわちフォールディングナイフです。



実は、新シースでは、木を使うのよそうかと考えています。カタカタと音がする原因になるので。

革でやっても使い方次第で糸切れの心配はないようにできます。



コバが厚くなるのでコバ磨きが作業のキモになりそうです。



ではでは。



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Unknown (うさぎあれるぎ~)
2005-07-30 12:46:43
こんにちは

もう、構想が、あらかた出来てるみたいですね…。

すごい楽しみにしてます…。
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