Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

イボイモリの泡盛

2024-10-04 | Weblog
やんばる酒造の、イボイモリの絵の入った、泡盛。
沖縄のいろいろな生き物の絵と解説が入った一合のボトルのシリーズが、多数ある。

イボイモリは、県指定の天然記念物。
やんばるの森に棲息する。

やんばる酒造は、「まるた」の、あの製造所である。



『沖縄戦と琉球泡盛』は、11月30日(土)〜12月8日(日)、東京・吉祥寺シアターで上演されます。岡山・吹田公演もあります。

https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「除染土」は「汚染がなくなった土」ではありません

2024-10-03 | Weblog
去る九月二十日の新宿区議会本会議で、れいわ新選組のさわい議員が「放射能汚染土持ち込み問題」について、区長に質問しました。
その直後に自民党の渡辺みちたか議員から緊急動議が出されました。
「質問に職業差別と人権侵害の言葉が含まれている」という声でした。

渡辺議員は、「除染土」が「汚染がなくなった土」だという、子供じみた勘違いをしています。
たぶん、わかっていないのでしょう。
いずれにせよそれは、「汚染された土」であるという事実を隠蔽しようとする「言葉狩り」であり、議会の進行への妨害を企図するものです。

「新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会」は、渡辺議員の「言葉狩り」に、添付の抗議文を発送しました。

わかりやすく書いてありますので、ぜひご一読を御願いします。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『沖縄戦と琉球泡盛』の著者・上野敏彦さんと一献

2024-10-03 | Weblog
燐光群の新作『沖縄戦と琉球泡盛』は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。

で、上野敏彦さんと、新橋で一献。
案内されたのは、小津安二郎監督をはじめとする様々な方々に愛されたという「ダイヤ菊」の名を冠するお店。上野さんは「闘う純米酒」の著者ですから、いつも勉強させられます。
しかし、『沖縄戦と琉球泡盛』突入ということもあって、いやいや、ここは泡盛でしょう、と、最後には「請福」を一杯飲んで、解散となりました。

『沖縄戦と琉球泡盛』は、11月30日(土)〜12月8日(日)、東京・吉祥寺シアターで上演されます。岡山・吹田公演もあります。


上野敏彦さんのプロフィールは以下の通りです。
上野敏彦(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
‘55年神奈川県生まれ。「沖縄戦と琉球泡盛」著者。79年より共同通信社記者。民俗学者・宮本常一の影響を受け、北方領土から与那国島までの日本列島各地を取材し、酒や食、漁業、朝鮮、沖縄、近現代史をテーマに執筆。「千年を耕す」「闘う純米酒」など著書多数。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新作 『沖縄戦と琉球泡盛』  東京公演チラシ裏面です

2024-10-03 | Weblog
新作 『沖縄戦と琉球泡盛』 東京公演チラシ表面をお送りします。




沖縄戦と琉球泡盛

作・演出 坂手洋二

11月30日(土)〜12月8日(日)

東京・吉祥寺シアター


坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。


「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。


本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。




CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ


STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合




11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演


※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)




【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。


○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール




https://rinkogun.com/portfolio/20241130_okinawasenntoryuukyuawamori/



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「納得と共感」という名の「押しつけ」ではないのか

2024-10-03 | Weblog
石破茂首相の就任後初の記者会見で、自身の内閣について「納得と共感内閣」と銘打ったそうだ。

「謙虚で誠実で温かい政治を行っていく」とも。 
村上誠一郎には期待したいが、なんだか言葉が雑なので、信頼しがたい。

「ルールを守る政治を実現していく」と強調するなら、「ルールを破ったやつらに責任をとらせる」を実践してもらわねば困るし、
「節度をもって集めたお金を限りない透明性のもとで公開していく」と言うが。要は金は集めてゆくと宣言しているわけで、やっぱり「政治は金」ってことだ。
「政治資金の要らない政治」をやりなさい。

これから「タカ派」の本質がどんどん露呈してくるはずである。
「日米協定の見直し」は、住民のためではなく、軍事強化のためだと、顔に書いてある。

「納得と共感内閣」は、「納得と共感」を「押しつけます」と宣言しているようにしか聞こえない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新作 『沖縄戦と琉球泡盛』 を上演します 東京公演詳細とチラシ

2024-10-02 | Weblog
新作 『沖縄戦と琉球泡盛』 を上演します!

まずは、東京公演詳細と、東京チラシ表です。


沖縄戦と琉球泡盛

作・演出 坂手洋二

11月30日(土)〜12月8日(日)

東京・吉祥寺シアター

坂手洋二書き下ろし・演出の新作『沖縄戦と琉球泡盛』
過去そして現在、島々を囲む「戦争」の脅威に抗い、六百年の歴史を誇る蒸留酒「泡盛」を造り、愛し、嗜んできた、沖縄のスピリッツ。その魅力に迫る、真剣かつテーゲー(いい加減)な、イッペー・ウムサン(とても楽しい)、エンターテイメント。

「同じ米、同じ麹でも、蔵ごとに違う酒ができる。人間も同じさ」
「泡盛も、平和も、育てるものだよ」
「何十年も貯蔵し熟成させる古酒を残すには、戦争(いくさ)で壊されないようにしなくちゃねー」
第二次大戦中、「鉄の暴風」と呼ばれた米軍の猛攻にさらされた、日本最大の地上戦激戦地・沖縄。
貯蔵百年を越す、永く伝わる古酒を地中に埋め守ろうとしても、根こそぎ破壊され、全ての泡盛が失われた。
黒麹菌なくしては、泡盛製造は再開できない。瓦礫の山を掘り起こし、黒麹菌の残骸を発見し、復興の土台を作った者がいた。
合理化・工業化に抗し、たった一人の後継者が昔ながらのやり方で切り盛りする酒造所と家族たち。
泡盛にマッチする「琉球食」を極めようとして「アメリカ」と出会い直す料理人。
幻の古酒を出す、どことも知れぬ場所に存在した伝説の「泡盛バー」を探索し夜の町に迷い込む者。
離島に流れ着き酒造所に務め、やがて島に自衛隊が配備され、新たな緊張関係に戸惑う者……。
泡盛にまつわる様々な人間模様が描かれる。
自然の恵み、人の思い。いちどは戦争で破壊された、暮らしと文化。
人々の理想、沖縄ならでは豊かな生活を残すためには、平和が守られなければならないという思いを込めた新作、『沖縄戦と琉球泡盛』に、どうぞご期待ください。

本作は、上野敏彦著『沖縄戦と琉球泡盛』(明石書店)にインスパイアされた部分のある作品です。タイトルもお借りしました。厚く御礼申し上げます。


CAST
円城寺あや 南谷朝子 吉村直 鴨川てんし
川中健次郎 猪熊恒和 大西孝洋 三浦知之
樋尾麻衣子 武山尚史 瓜生田凌矢 徳永達哉
尾形可耶子 西村順子 宅間脩起 高木愛香 青山友香
声の出演=中山マリ

STAFF
照明○竹林功(龍前正夫舞台照明研究所)
音響○内海常葉
舞台監督○大山慎一
美術○じょん万次郎
衣裳○ぴんくぱんだー・燐光群衣裳部
人形制作○秋葉ヨリエ
擬闘◯山村秀勝
演出助手○城田美樹
進行助手○坂下可甫子 宅間脩起
文芸助手○清水弥生 久保志乃ぶ
衣裳助手○中山マリ 遠藤いち花
舞台協力○森下紀彦
舞台収録・写真撮影○姫田蘭
イラスト◯石坂啓
宣伝意匠○高崎勝也
協力○浅井企画 アットプロダクション 青年劇場
オフィス西村 InnocentSphere プロダクション・タンク
制作○ Caco 尾形可耶子 島藤昌代
Company Staff○桐畑理佳 田中結佳 鈴木陽介 宮島千栄
主催 有限会社グッドフェローズ
協力 公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
後援 沖縄県酒造組合


11月30日(土) 18:00開演(プレビュー)
12月1日(日) 14:00開演 ※
12月2日(月) 14:00/19:00開演
12月3日(火) 14:00開演 ※
12月4日(水) 14:00開演 ※
12月5日(木) 14:00/19:00開演
12月6日(金) 19:00開演
12月7日(土)  14:00/19:00開演
12月8日(日) 14:00開演

※=アフタートークあり
12月1日(日) ゲスト 上野敏彦氏(記録作家、コラムニスト、元共同通信編集委員)
12月3日(火) ゲスト 石坂啓氏(漫画家)
12月4日(水) ゲスト 有田芳生氏(元参議院議員・ジャーナリスト)


【全席指定】
プレビュー 3,000円
一般前売 4,200円  (当日4,500円)
ペア前売 7,600円
*U25(25歳以下)/学生 2,000円
*高校生以下 1,000円
*障がい者割引 3,000円
障がい者の介助者割引3,000円
*印は受付にて証明書等をご提示下さい
※30日(土)はプレビュー。一律3,000円。(人数限定・全席自由席・撮影等あり)
※未就学児のご入場はご遠慮下さい。

○岡山公演
12月13日〜15日
岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場

○吹田公演
12月21日・22日
吹田市文化会館 メイシアター 中ホール




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どなたかは存じませんが

2024-10-02 | Weblog
近辺の町を散歩したりしていると、不思議なものに出会うことがある。
意外な植物や、思わぬ風景、あるいは「トマソン」だったり、する。
最近驚いたのは、改築か造成か何かわからぬが、重機が入っているそばに、ぽつんとあった、銅像である。
どなたかは存じませんが、お疲れ様でした、ということなのか。どこかに移されるのかは、それはわからなかったのだが、誰かが生きてきたことを顕彰しようとする人がいて、とにもかくにもしばらくは立っていたのだろうな、と思う。住宅街の片隅なのだが。
いや、やはり、お疲れ様でした、と言うしかないのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋期の授業が始まった

2024-10-01 | Weblog
秋期の授業が始まった。

久しぶりの三田キャンパス。

もう秋なんだなあ、と、やっと、思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

停電時の月の光

2024-09-30 | Weblog
先週の岡山滞在初日の停電時。
窓外の月の光が明るかった。

高校生の頃、テアトル岡山で、東京ではやっても岡山では当時としては珍しい70㎜上映で『2001年宇宙の旅』を観た後、夜に操山に登って星を見たときも、月の明るさだけで山道を歩けたことを思い出した。

月だけでなく、他の星々、とくにオリオン座が極めて鮮明に見えた。

早く眠るしかないと思った夜だったが、そういうときに限ってなかなか眠れないものだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『侍タイムスリッパー』のヒットという幸福

2024-09-29 | Weblog
今年の日本映画の話題としては、『侍タイムスリッパー』のヒットが、挙げられるだろう。
『カメラをとめるな!』以来の、自主映画の全国拡大公開なのである。最初が池袋シネマ・ロサの1館のみだったのが、既に全国100館以上に、なっているのだ。たぶんもっと増える。
ただ、『カメラをとめるな!』は、低予算の自主映画のテイストを逆に生かしていたが、『侍タイムスリッパー』は、東映京都撮影所の特別協力を得ていて、プロのスタッフも多く参入、部分的には堂々とした時代劇に見える。というか、どうして自主映画で「撮影所もの」の映画ができてしまうんだ?! つまりは、京都の映画人たちの心根に、支えられているのである。
監督の安田淳一さんの人徳と努力と才能の為せることなのだろう。主演女優が助監督も兼ねているという話も、それを知った観客の気持ちを上げてくれる。
今回多額の借金を抱えているらしい安田監督はふだん、米作りの農業をしながら撮影の仕事もしているという。我らが岡山県真庭郡のトマト農家兼業監督・山崎樹一郎さんと、どこか似ている。

内容的には「現代の時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の侍が時代劇の斬られ役として奮闘する姿を描いた時代劇コメディ」なのだが、「タイムスリップ映画」のパロディとしてのコメディ映画にも、なっているのである。いや、よく考えてあるところはあるし、それをちゃんとそう見えるように、画にしたところが、素晴らしい。
この映画を観た先輩映画人たちが、繋がりがどうとか細かいことをいろいろ言っている場合もあるらしいが、役に立つ意見は聞くべきだけど、そりゃ、まあ、みんな、嫉妬するはずである。嫉妬していい。本当に、こんな自主映画を撮影所で撮ったということが、素晴らしい。

とにかく、主演の、山口馬木也が、いい。
これはもう、見ていただくしかない。「ぴったり」でもあるし、きちんとそう見えるように、本人が演じ、周りが作っている。この俳優抜きでは考えられない映画である、と、感じさせる、得がたい例である。
嬉しいことに、彼は岡山出身である。総社らしいので、個人的に地元の接点はないのだが。
そして、山口馬木也さんは、私も関わる〈非戦を選ぶ演劇人の会〉のピース・リーディングに、幾度か出演してくださっている。そういう人なのである。ありがたいことである。

とにかく、『侍タイムスリッパー』のヒットは、皆を幸福にする。頭が下がることである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

停電

2024-09-29 | Weblog
先週の岡山滞在の初日、停電していたのです。

いやはや。
電化生活に慣れてしまうと、不便なものですね。

とはいえ、
携帯電話とノートパソコンの充電に助けられるという状態でした。

昔の灰皿を探し出して、蝋燭を立てました。
何だか、なつかしいかんじに、なります。

パソコンの充電があるうちにやらなければならないことがあったので、けっこうギリギリでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレ朝「朝まで生テレビ!」地上波での放送終了 そして 「対面式」の実況中継の必要性について

2024-09-29 | Weblog
テレ朝「朝まで生テレビ!」地上波での放送終了だという。

早く言ってくれれば、最終回を見たのに。
いや、まあ、昨日の夜は眠かった。

司会の田原総一朗氏はもう90歳。
たまに見ていても、部分的にはまともなのだが、パネラーに対する態度がコンプライアンス的に問題があるのはわかっていて、さすがに、きついなあと思っていた。
相手の話を聞いていないで内容が噛み合わないものを長時間見せられるのは、きつい。

37年半で延べ約6600人のパネリストが出演したという。
まあ、歴史に残る番組ということになるのでしょう。

「功罪」それぞれ多くあるだろうけれど、まあ、そこまでの影響力を持っていないことが、多かった。
オウム真理教については、非常に現実と噛み合ったし、私は番組自体に批判する気持ちも持っていた。

いや、今こそ、公開の討論番組が、必要。
違いますか?
名のある方々も、有料の配信で稼いでいないで、ちゃんとそういう場を持てるように協力し合うべき。

「対面式」の実況中継こそ、今の時代には、必要なのです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「岡山ラーメン」とは呼ばないことにしていたのに そして「ネギそば」

2024-09-28 | Weblog
「岡山ラーメン」とは呼ばないことにしていたのに、ついついそう言ってしまった。
まあ。個性がないわけではない。
スープが甘いのである。
そして、
ややどろどろ気味で不透明なスープのものもあり、鶏のだしメインのすっきりしたところもあり、一口に「岡山ラーメン」とまとめることはできないし、じっさい、いろいろであるのだが。
ややどろどろ気味で不透明なスープのものは、どこか徳島ラーメンに似ているかな。
ともあれ、「岡山ラーメン」というものがあるらしいから、寄ってみようか、ということになれば、岡山の振興にちょっとは役立つのであろう。

さて、「岡山ラーメン」と呼んでしまったブログを見た、岡山にしばらく住んでいた友人に、彼の「ネギそば」への思いを伝えられ、確かにそれは私も食べたことはあるし、ネギも好きだしその栄養価もわかっているのだが、先日はわざわざ「ネギそば」を注文したいと思わなかった。
ネギに覆われていて嬉しいときもあるかもしれないが、なんだかラーメンを食べるのと別なイベントをしている気になるような感じなのである。

午前中からやっていて午後2時には閉まる店もあれば、夜中の2時までやっている店もある。「ネギそば」は、後者に存在する。とはいえ、そうではないところでも、確かに岡山では青ネギは多めなのではなかろうか。

写真は昨冬のもの。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 『どうすればよかったか?』

2024-09-28 | Weblog
映画は、なるべく予備知識なく、観た方がいい。
最近そう思っているのだが、この映画は、観る人は、ある程度の覚悟が要るので、心の準備はした方がいいかもしれない。

映画 『どうすればよかったか?』。

キャッチコピーにあるように、

「言いたくない 家族のこと
面倒見がよく優秀な姉に統合失調症の症状が現れた
父と母は玄関に南京錠をかけ、彼女を閉じ込めた」

という内容。

これ以上は先入観がなく観た方がいいし、この三行だけでも、何かピンとくるところがある人は、慎重に、観ることを考えた方がいいとは、思う。
ただ、私は多くのことを学んだし、考えさせられた。

とくに、親子、家族のことで、考えたり、悩んだりしたことのある方は、とても敏感に受けとってしまうだろうと思う。

題名は『どうすればよかったか?』だが、これはそのまま、「人間はいかにして生きるか?」という意味である。


※    ※    ※


以下、映画の告知媒体より

家族という他者との20年にわたる対話の記録

面倒見がよく、絵がうまくて優秀な8歳ちがいの姉。両親の影響から医師を志し、医学部に進学した彼女がある日突然、事実とは思えないことを叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明(監督)は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。

このままでは何も残らない――姉が発症したと思われる日から18年後、映像制作を学んだ藤野は帰省ごとに家族の姿を記録しはじめる。一家そろっての外出や食卓の風景にカメラを向けながら両親の話に耳を傾け、姉に声をかけつづけるが、状況はますます悪化。両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めるようになり……。

20年にわたってカメラを通して家族との対話を重ね、社会から隔たれた家の中と姉の姿を記録した本作。“どうすればよかったか?” 正解のない問いはスクリーンを越え、私たちの奥底に容赦なく響きつづける。分かりあえなさとともに生きる、すべての人へ向けた破格のドキュメンタリー。

『どうすればよかったか?』

監督・撮影・編集 藤野知明
制作・撮影・編集 淺野由美子
編集協力 秦岳志  整音 川上拓也
製作 動画工房ぞうしま  配給 東風
2024年/101分/日本/DCP/ドキュメンタリー
(C)2024動画工房ぞうしま

お問合せ:
『どうすればよかったか?』映画公式サイト
https://dosureba.com/


※    ※    ※


以下はネタばれになる可能性があるので、御覧になる前には、読まないでください。

前半は、どういうことになっているかよくわからない場面もあり、監督の立場がどういう客観性なのかとらえがたいところがあった。また、症状のある方を観ていることの苦しさ、これは本人の承諾なく公開しているのではないかとプライバシーというか本人の肖像権や承諾の問題等が頭を過ぎったり、混乱させる要素もいろいろだった。
だが、姉が三ヶ月の治療を受けて帰ってきたところから、映画の空気は変わる。合うクスリが見つかって、話ができるようになったことの幸福が、じわじわと前半の苦しさや疵を埋めてゆくようにも感じられた。
監督の姉に対する思いが、クリアになったように受け止められたからである。
25年前に、もしもこうしていたら、という未練と悔恨は、止めようがないとは思うが、人生とは後悔や無念と向き合ってゆくことなのかもしれない、と思わせるだけの「事実の力」が、確実に伝わってくる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡山ラーメンをいただきました。

2024-09-27 | Weblog
そして、久しぶりに岡山ラーメンを、おいしくいただきました。

山富士、本店。
この日は、麺の茹で方も、ベスト。
スープを飲み干したくなる危険があります。
まいったなあ。久しぶりに、大当たりでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする