松岡環さんより、「南京歴史学習ツアー」のお知らせ。
1937年12月、日中戦争中日本軍は南京攻略の際、多数の捕虜、投降兵士、女性や子ども、老人を含む非戦闘員を多数虐殺した。その数は中国側の主張では30万人、日本の研究者も、推定15~20万人の犠牲者を出したとしている。
犠牲者の数が明確でないことの理由は、まず、敗戦時に日本軍が記録をすべて廃棄してしまったこと、あまりに犠牲者の数が膨大すぎて、家族のすべて、あるいは一族のすべてが亡くなり、実数が把握できないことにある。
この事件は、三光政策、朝鮮・韓国の従軍慰安婦と並んで、日本軍の三大戦争犯罪とされている。
これらと沖縄の集団自決(強制された集団死)問題は、右翼団体がもっとも神経を尖らせる問題でもある。
中国には南京事件の証言が多数残され、また、松岡環さんの献身的な努力で、南京事件にかかわった元日本軍兵士の証言も収集され、書籍にまとめられている。
真実を知るために、可能であれば自らの目で確かめ、平和な未来の構築に役立てていただきたいと思う。
松岡環さんの著作として、次の三冊をお薦めする。
『南京戦 閉ざされた記憶を尋ねて 元兵士102人の証言』
『南京戦 切りさかれた受難者の魂 被害者120人の証言』
『戦場の街 南京 松村伍長の手紙と程瑞芳日記』
また、入門書として、笠原十九司教授の2冊を推薦する。
『南京事件』(岩浪新書)
『南京事件論争史』(平凡社新書)
もう一冊、参考資料として、
『南京第虐殺を記録した皇軍兵士たち』小野賢二・藤原彰・本田勝一(大月書店)
以下は案内の詳細である。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
第26次銘心会南京スタディーツアーは「侵略と抵抗」を学びます
私たち「銘心会南京」友好訪中団は、毎年8月15日に、南京大虐殺の犠牲者への追悼集会を南京現地で開催し、南京大虐殺の歴史事実と受難者の証言を記録してきました。私たちは、日中両国の市民同士の理解と真の友好をめざして、南京大虐殺の事実を明らかにする研究と運動を進めてきました。日本国内では、1996年より毎年12月に南京の受難者を招請し、東京から福岡までの各都市(10カ所)で「南京証言集会」や「パネル展」を開催してきました。
今年のメインは、中国河北に足を伸ばし日本の侵略に抵抗した抗日の村々を訪問します。地下道を掘り「空室清野」の戦いを展開し、日本軍のせん滅、毒ガス投入にもあらがった農民達、抗日兵士たちのお話を聞きとります。南京では、侵華日軍南京大遇難同胞紀念館見学、追悼集会、これまで来日された幸存者、ご家族達との交流会を主催します。また、南京大学の学生と交流しさらに、受難者からの聞き取りを現地でします。
多くの市民(どなたもご参加可能)が友好訪中団に参加して新しい学びと新しい出会いをもちました。
私たちは、本年も3名の大学生を南京へ招待し、歴史の学習と中国の大学生との交流派遣を企画しました。選考方法は論文と面接審査です。大学生は、応募理由、学校学年をA4版1000字以内に記述し下記にファックスしてください。後、電話または面接による二次審査を行います。学生援助費用はすべてカンパです。
FAX(06-6628-8172)
経済発展のかげに戦争の傷跡が癒えないまま受難者たちは今も苦しみを抱えて暮らしておられます。私たちは「事実を知ることと真の友好を築く」意義を知るまたとない体験をすることができるでしょう。 真の歴史を学び過ちを繰り返さないことが平和への第一歩です。学習意欲のある多くの市民のみなさんと大学生の応募をお待ちしています。
1、期間 2011年8月14日(日)~21日(日)8日間
2、人数 一般参加15名大学生3名(旅費179000円+空港使用税とサーチャージ=未定と保険費用約4000円)
3、必要経費 上記旅費、大学生 は、50000円と空港使用税とサーチャージ=未定+保険費用4000が必要です。
4、申し込みはfaxで、 一般7月8日、学生は7月3日必着。(住所氏名、電話、応募理由論文、学生証コピー)
5、旅行企画 「銘心会南京」友好訪中団・南京大虐殺60ヵ年大阪実行委員会 担当松岡環
6、申し込み連絡先 大阪市北区天神橋3-10-8-404 ファクス06-6628-8172携帯 090-9986-0972
※現地交通機関や日程、内容については予定や現在交渉中のことであり、変更の場合もあります。
※旅行中の団体での宿泊、食事、交通は全て旅費に含まれています。(費用設定は4月5日現在、些少の変更有)
●26次銘心会南京友好訪中団日程
8月14日
関空から上海、新幹線で南京へ移動、虐殺跡地FW(フィールドワーク)、ガイダンス 南京宿泊
8月15日
朝、侵華日軍南京大遇難同胞紀念館での追悼集会、紀念館の見学
揚子江下流虐殺地のFW(フィールドワーク)現地で幸存者から聞き取り、碑の清掃活動 南京宿泊
8月16日
虐殺跡地見学、南京大虐殺幸存者達と「心のケア」交流会、幸存者からの聞き取り 南京宿泊
8月17日
南京大学学生との交流 午後南京から飛行機で石家庄へ 石家庄宿泊
8月18日
石家庄強制連行関係跡地フィールドワーク、国際救援活動家のべチューン・カレファ紀念館、
日本への強制連行幸存者からの聞き取り 夕方保定へ移動 保定宿泊
8月19日
河北の冉荘(ランチュアン)「空室清野作戦」の当時の地道戦を体験、地道戦紀念館見学 保定宿泊
8月20日
河北満城県の村で村民や抗日兵士抵抗の聞き取り、生存者と虐殺跡地をFW 北京宿泊
8月21日
北京で少し観光 午後、北京空港から関空へご帰国。お疲れさまです。
*申込は、以下をはっきりと記入の上、FAXしてください。
FAX06-6628-8172
氏名(ふりがな)
男 女
生年月日
支度電話
携帯電話
住所 〒番号
e-mail(あれば)
職業
留守時連絡先 氏名 住所 電話番号
旅券番号
一人部屋希望(3万円加算) しない する
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●個別コンサルティング承り。当オフィス、またはスカイプ利用でご自宅でも受講できます。
*1ヵ月2回コース~12ヵ月24回コース。(1回60~90分)
●出張講座承り(1日4~5時間)
■ご相談・詳細はメールで galapyio@sepia.ocn.ne.jp まで。
*現在満席です。8月以降から一名空きあり。
●自費出版、企画出版、書店流通。
*編集から流通まで、責任持ってすべて引き受けます。
■ご相談・詳細はメールで galapyio@sepia.ocn.ne.jp まで。
1937年12月、日中戦争中日本軍は南京攻略の際、多数の捕虜、投降兵士、女性や子ども、老人を含む非戦闘員を多数虐殺した。その数は中国側の主張では30万人、日本の研究者も、推定15~20万人の犠牲者を出したとしている。
犠牲者の数が明確でないことの理由は、まず、敗戦時に日本軍が記録をすべて廃棄してしまったこと、あまりに犠牲者の数が膨大すぎて、家族のすべて、あるいは一族のすべてが亡くなり、実数が把握できないことにある。
この事件は、三光政策、朝鮮・韓国の従軍慰安婦と並んで、日本軍の三大戦争犯罪とされている。
これらと沖縄の集団自決(強制された集団死)問題は、右翼団体がもっとも神経を尖らせる問題でもある。
中国には南京事件の証言が多数残され、また、松岡環さんの献身的な努力で、南京事件にかかわった元日本軍兵士の証言も収集され、書籍にまとめられている。
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今年のメインは、中国河北に足を伸ばし日本の侵略に抵抗した抗日の村々を訪問します。地下道を掘り「空室清野」の戦いを展開し、日本軍のせん滅、毒ガス投入にもあらがった農民達、抗日兵士たちのお話を聞きとります。南京では、侵華日軍南京大遇難同胞紀念館見学、追悼集会、これまで来日された幸存者、ご家族達との交流会を主催します。また、南京大学の学生と交流しさらに、受難者からの聞き取りを現地でします。
多くの市民(どなたもご参加可能)が友好訪中団に参加して新しい学びと新しい出会いをもちました。
私たちは、本年も3名の大学生を南京へ招待し、歴史の学習と中国の大学生との交流派遣を企画しました。選考方法は論文と面接審査です。大学生は、応募理由、学校学年をA4版1000字以内に記述し下記にファックスしてください。後、電話または面接による二次審査を行います。学生援助費用はすべてカンパです。
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1、期間 2011年8月14日(日)~21日(日)8日間
2、人数 一般参加15名大学生3名(旅費179000円+空港使用税とサーチャージ=未定と保険費用約4000円)
3、必要経費 上記旅費、大学生 は、50000円と空港使用税とサーチャージ=未定+保険費用4000が必要です。
4、申し込みはfaxで、 一般7月8日、学生は7月3日必着。(住所氏名、電話、応募理由論文、学生証コピー)
5、旅行企画 「銘心会南京」友好訪中団・南京大虐殺60ヵ年大阪実行委員会 担当松岡環
6、申し込み連絡先 大阪市北区天神橋3-10-8-404 ファクス06-6628-8172携帯 090-9986-0972
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8月14日
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8月15日
朝、侵華日軍南京大遇難同胞紀念館での追悼集会、紀念館の見学
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8月16日
虐殺跡地見学、南京大虐殺幸存者達と「心のケア」交流会、幸存者からの聞き取り 南京宿泊
8月17日
南京大学学生との交流 午後南京から飛行機で石家庄へ 石家庄宿泊
8月18日
石家庄強制連行関係跡地フィールドワーク、国際救援活動家のべチューン・カレファ紀念館、
日本への強制連行幸存者からの聞き取り 夕方保定へ移動 保定宿泊
8月19日
河北の冉荘(ランチュアン)「空室清野作戦」の当時の地道戦を体験、地道戦紀念館見学 保定宿泊
8月20日
河北満城県の村で村民や抗日兵士抵抗の聞き取り、生存者と虐殺跡地をFW 北京宿泊
8月21日
北京で少し観光 午後、北京空港から関空へご帰国。お疲れさまです。
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