フランス語の勉強ノート

フランス語を勉強していて、知らなかったこと、忘れていたこと、発見したことなどについて書いていきます。

盗む dérober, cambrioler, voler

2005年04月23日 23時40分58秒 | 語彙
フランスの怪盗といえば、アルセーヌ・ルパンですね。
ちなみにルパン三世は、アルセーヌ・ルパンの孫だそうです。
アルセーヌ・ルパンは建物の中に忍び込んで、盗みを働いたわけですが、このように建物の中にはいって盗みを働くことをフランス語では
cambrioler
といいます。
例:Des voleurs ont cambriolé un magasin.
注目すべきは、目的語です。
盗みを働いた場所が目的語にきます。

「~を盗む」を意味する一般的な動詞は
voler
です。
例:voler de l'argent

また、こっそり盗む、特にたくさんあるものから一つ、二つと盗む場合は
dérober
を使うのだそうです。
例:Il a dérobé quelques paquets de cigarettes.
こそ泥っていう感じでしょうか。
déroberは現在では物を盗むというより、比喩的表現のほうが多くなっているそうです。
例:dérober un secret
(秘密を盗む)

ついでに名詞も覚えてしまいましょう。
ルパンの職業はフランス語では
cambrioleur (女性はcambrioleuse)
と言います。
空き巣のように建物に入って物を盗む人を指します。

スリ、ひったくりなど、どちらかといえば外で活躍する泥棒のことは
voleur
というそうです。