monologue
夜明けに向けて
 



スウェーデンの首都ストックホルムのノーベル賞授賞式でわたしたちの時代に「パンクの女王」と呼ばれて活躍したパティ・スミス( "Patti" Smith)がボブ・ディランの「はげしい雨が降る(A Hard Rain’s A-Gonna Fall)を歌った。銀色の長髪になって昔と風貌がまったく変わったパティがギターの伴奏で淡々と歌いだした。ところが途中で歌詞を忘れて緊張でナーバスになった、と謝ってもう一度歌い直した。それからは気持ちがこもって聴衆が引き込まれ涙する人もいた。感動的なパフォーマンスになった。普通に歌えていたら聴衆はそれほど感動しなかったかもしれない。パンクの女王でもノーベル賞授賞式では緊張するらしい。フォークの王様、ボブ・ディランでも緊張しただろうか。
fumio


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