monologue
夜明けに向けて
 



アルバム「カリフォルニア・サンシャイン」で使用したアナログシンセサイザー「プロエット5」を処分した。まわってきた廃品回収業者にプロエット用シークエンサー、キーボード・スタンドその他とともに2000円で引き取ってもらった。サンフランシスコ製なので日本に帰国するとボルトやサイクルが合わず電圧変換機で対処していたけれど不具合が起こって使用できなくなっていたのだ。
当時はシンセサイザーといえば自作するかムーグ社の単音のものが一般的で5音が同時に発生して和音が弾けるこのシンセサイザーの出現は画期的だった。それでアルバム制作のために購入したのだ。
ところが時代は進みデジタルの時代になってヤマハがDX7を開発してから複音は当たり前になってわたしも日本からの輸入品を購入した。そして今では扱いのむづかしいアナログシンセは見なくなった。音はアナログシンセの方が力強くていいと思うけれど時代の趨勢なのだろう。
fumio

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