系譜

島原の乱は『切支丹』や『鬼理死丹』と当て字の蔑称で呼ばれた。天草四郎は山田右衛門作としてただひとり生き延びて異国に逃れたが1871年（明治4年）8月27日（旧暦7月12日）、京都府亀岡市穴太（あなお）に、上田 㐂三郎（うえだ きさぶろう）として生まれた。そして、新宗教、大本教を興す時「きさぶろう」を鬼三郎として王仁三郎と書き換え出口王仁三郎として活動したのだった。天草四郎→山田右衛門作→出口王仁三郎という見えない魂の系譜があったのである。
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