monologue
夜明けに向けて
 




 ARIONより心ある者達へ

 銀河系外枠からのリターン衝撃波は、1月末から最大になるだろう。
 この時期、あなたがたは不安定な精神状態に陥りやすく、それに伴って、その不安定な状態から逃れたいという欲望も高まるが、どうか持ちこたえて貰いたい。

 こういった時期には、自分の人生での諸事について或は、重大な事について決定したり決断したりしたくなる傾向もあるだろうが、最大の努力を払って、2月3日までは決定や決断をしないほうが良いだろう。
 決定や決断をしないことが他の人に多大な迷惑を与える場合は、相手に2月3日まで待って欲しい旨を伝え、最善の策を考えること。それでも無理な場合は、次善策として「ひとつの決定」を避けて「二つの決定」をすることにしなさい。

・あなたがたが気付いている通り、今年は多くの隠れた力が表に出ようとしていてそれを今まで通りに抑えようとする側の力も高まっている。双方向の力のラインが緊張し始めている。

 この力の拮抗が長く続くことが望ましい。どちらかが圧倒的な勝利をおさめることは、大きな亀裂を生じさせる原因となる。亀裂は「巌(イワヲ)」の内部にまで影響を与える。

・流砂は南からの力と北からの力のぶつかった辺りで、東北東と西南西への力として動くことになるだろう。

 あなたがたよ、よくお聞きなさい。
 これからの世の中を正確に把握するために必要なことがある。

・あなたがたは全てのことに関して「白黒」「善悪」「勝ち負け」という風な二元論的なものの見方をする傾向が強くなっているが、これからの世の中は、このニ方向性の判断力だけでは量れなくなるだろう。

 このニ方向性の力だけでないものの見方をするには、双方を認めるではなく双方ともに一旦、自分から引き離して置く、ということが大切だ。
 こうすると、あなたがたは「不安定」な気分に陥りやすいが、ここで出来得る限り踏み留まって「ジッ」と観続けることが必要だ。

 どちらも認めるのではなく、どちらも否定するのではないと言うと、あなたがたは「中立」という言葉を思い浮かべて、出来る限り「白」にも「黒」にも遠い離れた地点に居ることが正しいと思うのが常であるが、これは少し違う。

 本当は「白」にも「黒」にも至近距離であること、なのだがこれは未だ少し難しいことだろうと思う。いずれ詳しく説明しようと思う。

・問題点を鋭く観察しつつ、そしてそれに対して瞬間瞬間に自分がどう観じるか?を表現しつつ、しかも「白」にも「黒」にも立脚点を置かないこと。
 これは難しいことであるが、やってみるだけの価値はある。
 先ず最初は「感情的にどちらかに組する」ことを、避ける程度で良いのだが。

・さて、時は熟してきた。
 破壊を怖れるな、真の破壊には創造が必ずセットされているからだ。

 喧伝される事柄の向こう側に、何が見えるか?
 あなたがたは、両の目をしっかり開いて見つめることだ。


                        ---ARION,O∴O---

93/01/28 16:41

「アリオン発言集」より


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 これは今振り返ると預言的な難解な言い回しがない文章だったがその内容は肉体をもち毎日を感情に左右されて生きるわたしたちにはあまりにも難しい。とはいえこの93年の時期をすでに乗り越えてきたわたしたちの時は熟した。真の破壊にセットされている創造に手をつける時がきたのだ。
 喧伝される事柄の向こう側に、両の目をしっかり開いて見つめて見えたものはあらゆるところで行われるフラットBBクロスによる闇の支配。多くの人々が他者の説を受け売りしているうちに知らず知らずフラットBBクロスに加担させられてしまう構図など。それでも影を引き剥がされた真実は蘇ろうとしている。
fumio


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