monologue
夜明けに向けて
 



15日、静岡県浜松市東区の浜松日体高校男子バレーボール部の41歳の顧問の教諭が、試合中2年生の男子部員に平手打ちをした時の映像がユーチューブに配信され大騒ぎになっている。日本だけではなく海外メディアでも日本スポーツ教育の恥としてとりあげられているという。

昨年末、柔道女子ロンドン代表ら15人が集団で園田隆二監督らを告発する「女子日本代表チームにおける暴力及びパワハラについて」と題された文書をJOCに提出したことで練習中の平手打ちや竹刀での殴打や暴言、けがをしている選手への試合出場の強要があったことなどを訴えたので柔道界の体質が明るみに出てその体制を変えるべく進んでいたはずなのだが、天理大柔道部では5~7月に、男子4年生部員4人により練習中に水を飲んだとして1年生に対する暴力行為があり左耳の鼓膜が破れるけがを負った1年生が7月10日に退部を申し出たことから暴行の事実が判明した。そのため大学は9月5日に柔道部を再発防止策が確認されるまで無期限の活動停止処分にしたと発表した。わたしは東京オリンピックチャンピオン、アントン・ヘーシンクが来日して天理大学の道場で稽古している姿を畳の上に並んで正座して見学したことがあるがあの道場が閉鎖されていると思うとさびしい。柔道の目的は、身体を鍛練して強健にし、精神の修養につとめて人格の完成をはかり、社会に貢献することであるとした、嘉納治五郎はどう思っているだろう。

全国に蔓延している体罰という教師生徒上級生下級生などの上下関係を利用した悪質な暴力行為をなくすには学校が監視カメラを練習場に着けるか、ケータイでも動画が撮れる時代になったので練習中や試合中だれかに撮ってもらうと暴力の証拠が残るので生徒もある程度自衛できるかも…。
fumio


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 秘密保全法案 今週のアクセ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
コメントをするにはログインが必要になります

ログイン   新規登録