monologue
夜明けに向けて
 




95/01/10 水面に映る姿は映し絵だと承知していても、波立てば気にするか?


水を「イザナミ」であるとすることに不審を感じる方もあるかと思うが「水」をミズと読んでいては気づきにくいのだが「水面」をミナモと読むときのようにミナと読めばイザナミのナミの逆であることに気づく。水波女(ミズハノメ)はミナミ女でもある。ミナミはどっちから読んでも同じでイザナミのことなのだ。「姿」は主(素)形で次(ナミ)女。「波立てば」はもちろんイザナミが立てばということ。かの女が立てば映し絵の時代が波立ち気にせずにはいられなくなるだろう。
 このメッセージは黄泉に行ったために忘れ去られてしまったイザナミの存在を思い起こさせるためのものであった。
fumio



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