monologue
夜明けに向けて
 



わたしがアメリカで暮らしていた頃、クリスマスにはメールボックスにサンキューカードとわずかばかりのチップを入れておく風習があった。
なぜかといえば、郵便配達員は郵便を配達するとき中に送ってほしい郵便がないかチェックするのだ。送ってほしい郵便がある時はメールボックスの横の赤い旗を立てておく。そうすれば年取っても郵便を出しに行かずに済む。若い時は気づかないが体が不自由になるとそのシステムがありがたく思える。1年間自分の郵便類の送受信を担当してくれた郵便局員に対するクリスマスの感謝なのだった。日本でも高齢社会になれば送ってほしい郵便がある時はメールボックスの横の赤い旗を立てておくシステムが必要かも…。
fumio


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