monologue
夜明けに向けて
 



いましいます、ありとしありて 
  ゆめ を はむ もの 
  かいなる もの は、かい として 
 さらなる うまち を あつめむとす 
 かすたりて みすみ を しょうく し
 ほしみ は、ほし を
  ちもり は、ち を
  くうなる そは、くうへ
  あやまてる、れきし
  あやまてる、たみ を うむ

  かくや、すきさりし えいか
  なに を もとめむ




「SOUNDとこの部屋の仲間へ」より
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  昨年「SOUNDとこの部屋の仲間へ」のこの第一連のひらがな部分は
「居まし 居ます アリ歳在りて
夢を食む者
魁なる者はカイとして
更なる美霊を集めむとす
数足りて 三角を招来し
星見は星を
地守は地を
空なる祖は空へ
過てる歴史
過てる民を生む
かくや過ぎ去りし栄華
何を求めむ」と解いていたのだが「みすみ を しょうく し」の部分がやはりしっくりこなかった。「しょうく し」に「聖供し」や「翔駆し」「「招来し」などこれまでに考えられるかぎり当てはめてみた。いつ正解にたどり着けるのかわからないままそれは実に長い間懸案になっていた。

  そして今年の新春わたしが得たインスピレーションは「正くし」であった。
「ミスミを正くし」ということのようである。
fumio


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