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ケンミジンコのうた

平和な日々の暮らしを綴った日記です

職場の嫌な人

2023-08-27 | 仕事
職場に嫌な人がいる。席は私の隣で逃げ場がない。

ストレスが大きいので転職を考えているが、今の仕事は好きだし条件もよいので、その人のためだけに今の職場を去るのは悔しい。それによく考えたらこれまでのどの職場にも嫌な人はいたので、転職してもまたそこで嫌な人がいるかもしれない。

という訳でまずは今の職場で何とかやっていくことにした。

今までの経験を総動員して考えるに、職場に嫌な人がいるときの対処法は次の3つだ。

・相手の性格を変えようとしない
 働きかけるだけ無駄。むしろ自由に泳がせて行く先々で嫌われてくれた方が被害者仲間が増えてよい。一見、敵が仲良く職場に適応しているように見えても、実は嫌われていたと後から分かることは今までに何度もあった。私が嫌だと思う人は他の人も嫌なのだ。私が率先して制裁を加える必要はないのだ。

・仲良くしようとしない
 これまでの人生で嫌な人と後々仲良くなった例は一度もない。そういう逆転劇はドラマの中でしか起こらない。嫌な奴のために媚びる必要はない。媚びても敵の態度が軟化することはなく、こちらの屈辱が深くなるだけである。

・その人のためにリソースを割かない
 その人自体も嫌だが、(こうやって記事を書いている今もそうだが)嫌なのは「嫌だ」と思っている自分の気持ちであることの方が多い。嫌な人のために自分の時間と能力を浪費しないようにする。嫌な思いを心の中でリプレイして恨みを増幅させることもできる限り避けたい。楽しいことに従事してその人のことを忘れる時間を増やそう。

さあ、嫌な気持ちになったときはこの記事を何度も読み返すことにして、明日からまた頑張ろう。

シルバーシートの神様

2023-05-16 | 仕事
仕事帰りの電車で、席をお爺さんに譲ったら、
「これもなにかのご縁ですから」と言われて
折り紙の犬とウサギをいただいた。
手のひらサイズの小さな犬とウサギだった。

「小さい子達に折ってあげているんです」とのこと。
私はお礼を言って電車を降りた。

最近、私は自分が与えた親切の量ほどには
感謝されたり丁寧に扱ってもらえていない気がして
消耗していたけど、
今日、お爺さんから折り紙の犬とウサギをいただいて
神様に慰めてもらえたように感じた。

神様はちゃんと見ていてくれるんだなと思った。

犬とウサギは職場の机に飾って
お守りにしようと思う。

カウンセリングのコツ

2022-07-02 | 仕事
最近、カウンセリングをする機会が増えまして、
経験を順調に積んでいくことができるようになりました。

色々な方とお話をさせていただく中で、
うまくいっているなと思うときもあれば、
手痛い失敗をしてしまうこともあります。
多くのやりとりを経て、人との心の適切な距離のとり方が、
ぼんやりと掴めてきたような気がしています。

今、思っているのは、
人が自分の最も脆い部分を打ち明けてくれているときは、
できる限り、細心の注意を払ってそれを扱わなければいけないということと、
「話してくれるのが当たり前」と思わないこと、
人が心を開いて話してくれるまで、
ゆっくり待つ必要がある、ということです。

それと、先を急がないこと。
クライエントより先に行ってはいけないこと。
クライエントが自分の歩みで自分の答えを見つけるまで、
じっくり付き合う必要があること、かな。

本で読んで得た知識だけではなく、
自分自身の実践を経て得られた感覚は、
生きた実感を伴うもので、目にはみえないけれど、
自分の中の貴重な財産になっていく感じがします。

自分の成長が感じられる、
そして、技術を高めていけることができる喜びがあります。

時間はかかったけれど、
しっかり自分と向き合って、
自分に合った仕事が見つけられて、
本当によかった。


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ダメな人

2022-06-26 | 仕事
この仕事(カウンセラー)をしていてつくづく思うのは
弱い人、虐められてきた人の心の中には
人を憎む膿がたくさんたまっていて
それを虐めた当事者にではなく
助けてくれようとしてくる人に対して
攻撃的にぶちまけてくるなあ、ということです。

心が弱いから仕方がないのかもしれないけれど
恩を仇で返すことを平気でやる。
お世話になっているクリニックに放火したり
自分はろくに働かないのに食わせてくれている家族に暴力をふるったり
結局、皆、そういうことだと思うんです。

ここは私のブログなので自分の思いを書かせてもらうけれど
ダメな人、幸せになれない人、人気のない人がどういう人なのか
この仕事をやっているとよく分かります。

好かれる人、人気のある人は、
周りの人にポジティブなエネルギーを与えているんですね。
ダメな人は、自分だけではなく、関わる人のエネルギーを吸い取っていく、
ネガティブなブラックホールなんです。
人が離れていって当たり前なんです。
人に害を与えているんだから。

ダメな人たちに多く接していると、
自分の生きるエネルギーが削がれていく感じがします。

ポジティブな人と話がしたい。
少なくとも、まともに人と接することができる人と
楽しく話がしたいよう。


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2022-06-06 | 仕事
私がカウンセラーになった理由は、わりと単純でして、
一対一で、人と深い話をすることで
人とつながることを望んでいたからでした。

それで寂しさを紛らわせることができる、と思っていたんです。

でも、違いました。
カウンセラーは、相談者の鏡として、
相談者が自分の考えを整理する道具になります。

相談者は、カウンセラーを使って、
自分の内面を覗き込んでいきます。

興味があるのは自分自身であって、
決して、カウンセラーの私には興味を持たないのです。
自分語りを延々と続けるだけなのです。

そこでは、私はただの道具なのです。

寂しさが紛れることはありませんでした。

カウンセリングという仕事とは別のところで、
私は今まで通り、人とのつながりを求めていくほかないようです。

その営為は、仕事が何であれ、変わりがなかった。

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