ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

多様化した社会?

2015年08月27日 | 日記
 Netのニュースで、高校生が”労働組合(首都圏高校生ユニオン)”を結成したことを知った。
 アルバイトにおける労働条件に関する問題点を提起し、解決を図ることを目的とした”高校生だけの労働組合”の創設であると言う。
 会費・数百円/月額を支払って、労働組合員として構成する。
 自分達(発起人)の経験から、社会の中で”喘いでいる”(同じ境遇の)人達が居るとの危機感から、発起したとの事であった。
 彼等、発起人の思い・覚悟は如何程のものかと、少ない情報ではあったが、感動した。
 雇用する側・される側(労使)に、夫々に立場はあると思う。
 しかし、労使ともに、強者・弱者の立場でなく、より良い雇用関係が維持できれば、理想である。
 高校生のアルバイトの必要性については、個々に事情があって、私が言論する術も、知る由もない。
 かく云う私も、高校3年生の時、三ヶ月程(?)ではあるが経験がある。
 授業が終わって、電車で通勤し、三時間程の勤務であった。
 勤務先は、新聞社でした。
 仕事は、記者の記事を、校閲室に届け「未決箱」に入れる。
 校閲室の「既決箱」に記事があれば、凸版室へ運び、「未決箱」に入れる。
 同じ様に既決箱に(記者の書いた原稿と、印字された)記事をあれば、再度・校閲室に運ぶのである。
 新聞の、見出し・袖見出し・前文をこの様な手段で、作成していた様に記憶している。
 そして、主文と成る部分は「気送管」という空気の力で、専用の筒に入れ、印刷室に送るシステムがあった。
 記者が書いた記事があれば、この気送管で印刷室に送る事などの”集配送の業務”が、我々・アルバイターの役目であった。
 最終的に、記者が書いた記事が、記者がイメージする”カタチ(見出し・袖見出し・前文・主文)”となっているか、誤字・脱字はないかを”ゲラ刷り”で確認し、訂正箇所があれば、朱書きされたゲラ刷りを印刷室に届けるのである。
 急ぐ場合は「ボン!」と呼ばれ、届ける様に要請されていた。
 我々、アルバイトの学生は、名前でなく、一括して「ボン!」と呼ばれていた。
 私の、学生時代のアルバイトに関して、問題とすることも・違和感を覚える事もなく、有意義な経験であったと記憶している。
 終身雇用制から、現代社会のニーズで”雇用制度”も多様化している。
 求人も容易になったのでしょう。
 また、学生側の社会生活(人間関係や経済的要求等々)上で、アルバイトへの要求もあるのでしょう・・・
 そして、その事(雇用の多様化)が、社会問題として、ニュースになっている事も事実である。
 「学生の労働組合」のニュースに接し、過去のアルバイトを思い出すと伴に”より良い雇用文化の発展を!”と祈りたい想いで日記にした。
 
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