Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№2、北海道、天塩岳(2百名山)

2017年05月23日 | 三百名山回顧

 平成21年9月25日(金)  天気=雨後晴れ

08:17天塩岳ヒュッテ→ 08:47~52旧道分岐→ 09:34~43新道出合→ 10:58~11:08円山山頂→ 11:20~30西天塩岳ヒュッテ→ 12:15~13:02天塩岳山頂→ 13:32~37西天塩岳ヒュッテ→ 13:53~14:02円山山頂→ 15:26~38旧道分岐→ 15:50天塩岳ヒュッテ着

 

 天塩岳に登ったのは8年前だけど、この日の事はよく覚えている。と言うのもこの年の3月、私は九州南端の佐多岬から北海道北端の宗谷岬まで半年がかりで歩き続け、9月23日にゴールの宗谷岬に到達したのであった。

 この時山仲間のS夫妻とI夫妻が応援に駆け付けてくれ、日本縦断の旅フィナーレを一緒に飾ってくれた。ゴールの後、「このまま帰るのは勿体ないから何処か山でも登ろうよ。」という事で向かったのが天塩岳だった。

 北海道は広くて稚内から明るいうちに天塩岳山麓へは辿り着けず、地元の人の紹介で朝日町の山村研修センターという所に泊めてもらった。翌朝早く出発し登山口の天塩岳ヒュッテに着いたのは朝8時頃、私はこの日から10日程前に、道路を歩いてる最中羆と遭遇しており、今回の登山もそれが一番心配だった。

 登山口の天塩岳ヒュッテ

 しかし登山口には沢山の車が駐車しており、北見地区高校山岳部の人達が大勢登ってると聞いて少なからずホッした。雨模様の出発だったが天気は徐々に回復し、2時間程かけて円山のピークに辿り着くと円錐形のたおやかな天塩岳の姿が望まれた。

 円山を降り西天塩岳ヒュッテという小さな避難小屋から天塩岳への登りに入ると、大勢の高校生達が元気よく降って来た。皆爽やかな若者で明るい挨拶を交わしてくれた。

 天塩岳への登り

 天塩岳(1558m)に着くと他の登山者は居らず我々6名だけの山頂だった。展望は素晴らしく360度名も知らぬ山々が累々と望まれ人工物が一切見当たらない。正に北海道の茫洋たる大原野の真っただ中に居る事を実感したのであった。

 天塩岳山頂

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする