え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

ミュージカル『AKB49~恋愛禁止条例~』 ライヴビューイング

2014年09月15日 | ミュージカル
ミュージカル『AKB49~恋愛禁止条例~』
劇場公演 2014年9月11日(木)~16日(火)
ライブビューイング 2014年9月14日(日) 昼夜二回 衛星生中継
AiiA Theater Tokyo (アイア シアタートーキョー)
原作/元麻布ファクトリー 漫画/宮島礼吏 構成協力/高橋ヒサシ
『AKB49~恋愛禁止条例~』(講談社「週刊少年マガジン」連載)
脚本/御笠ノ忠次 演出/茅野イサム
出演/宮澤佐江、大和田南那(小嶋真子※Wキャスト)、須田亜香里
   岡田奈々、大島涼花、川本紗矢、内山命、梅田綾乃、森田彩花
    山下ゆかり、坂口理子、飯野 雅、谷口めぐ、山尾梨奈
    松村香織、谷真理佳、、、日野陽仁

★★★★★ AKBとAKB49ファンには最高の舞台かと

AKB48を盛り上げる為のメディアミックスとして描かれた漫画が意外と面白く、当初は短期連載の予定がまさかの長期連載。
しかも本家AKB出演によるミュージカルに!

高校球児だった浦山実は怪我で夢を無くしていた。
そんなとき彼の心を救ってくれたのは同じクラスの吉永寛子だった。
ある日、吉永がAKB48のオーディションを受けることを知った浦山はAKB48のことを知らないまま秘かに吉永を応援することを誓う。
それはそれまでコンプレックスだった女顔を生かし女装して浦川みのりとしてオーデションを受け、陰ながらサポートするというものだった。
なんとか、吉永はオーディションに合格し、ほっとするが、こともあろうに男である浦川までが合格してしまう。
誰にも内緒で男でありながらAKB48の一員になってしまった浦川とAKB12期研究生の前にいじわる先輩と秋元康が立ちはだかる。
通常1000円の研究生公演を1万円で満席にしなければ全員解雇。


もともと漫画が面白くてソチラからAKB48にも興味を持ち始めたクチなので、これがAKBメンバーで舞台化すると聞いて、どーしても観たくて仕方なかった。
しかしAKBグループのチケット制度では懸賞か宝くじに当たる確率でしか手に入らないので、当然のごとくチケットは手に入らなかった。
でも、この日、たまたまインド映画を観ようと思って映画館のサイトでスケジュールを確認してたらライブビューイングがあることを知り、慌ててチケットを取って映画館での衛星生中継ではあるが観ることが出来た。

映画館での配信上映会システムはこれまで観たことがなかったので昼夜2回公演のうち、とりあえず昼のみ観て面白かったら夜も観ようかと思っていた。

すげー面白かった。
いろいろ突っ込むところもあるけれど、こんな熱い舞台はなかなか観れるものではない。
「お前らに明日はないのかっ!?」
と、言いたくなるくらい、絶叫、熱唱、本気のダンス。
学芸会レベルとネットなどでは言われているが、確かにそれは本当だが、いい意味での学芸会。
プロの小慣れたミュージカルでは味わえない本気のステージに映画館での中継上映なのに熱くなってしまった。

残念ながら夜の公演は販売終了で買えなかった。
システムを理解してなくて買いそびれてしまった。
夜公演はダブルキャストで小島真子だった。コッチの方が観たかったのだが昼公演の大和田南那がメチャメチャ可愛かったので、へたに二回観ると一回目の感動が薄れるかもとも思った。

主演の宮澤佐江の熱さは感動的だったし、須田亜香里のヒールぶりも見事、道化回し的な松村と谷のコンビも楽しく、もちろんファン限定ではあるが最高に楽しい舞台だった。

原作の面白みである実在メンバーによるサポートシーンは全カットされ、ただのアイドルサクセスストーリーなだけだが、全編AKB内の名曲で綴られ、ミュージカル仕立てのコンサートとして楽しいものだった。
たった数回の公演では勿体ないけど、こんな無茶な熱血公演は続けられないので、中継上映とは言え名演に立ち会えて良かった。

本来目的のインド映画もこのあと観たのだが、そりゃもー面白かったのだが、若干49を引きずって集中出来なかった。
ちなみにそのインド映画「バルフィー」は今年公開作では1位だな。


(2014年9月14日(日)センチュリーシネマ13時~16時3,608円全席指定)

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