え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

舞妓はレディ

2014年09月19日 | ミュージカル
2014年 日本(東宝) 135分 コメディ/ミュージカル
監督・脚本/周防正行
出演/上白石萌音、長谷川博己、富司純子、田畑智子
    草刈民代、渡辺えり、竹中直人、高嶋政宏
   濱田岳、岸部一徳 、松井珠理奈、武藤十夢

(78点) まんまと感動はします。

強烈な津軽弁と鹿児島弁を繰り出す田舎娘が舞妓に憧れ京都へ。
こんななまりでは舞妓にゃなれね、と断られるが言語学者がそこに立ちはだかる。
呉服問屋との賭け事の対象として半年で京なまりを習得し舞妓を目指すことに。
厳しくも優しく個性的な京の人々に囲まれ果たして田舎娘は京言葉を習得し舞妓になれるのか?


スパイダーマン2を観に行ったのだが4DXで追加料金1300円もかかると言われ急きょコレを観ることにした。
周防監督作品を観るのはは『Shall we ダンス?』以来だった。
賛否両論のミュージカル仕立ては膨大な量の花街の風習やしきたりを説明するには必要不可欠だったとか。
役者が豪華で歌も楽しく和製ミュージカルとしては、まんまと感動出来、それなりに良かった。
惜しいのはストーリーがない。
マイフェアレディをなぞって作られているが、教授とヒロインのラブストーリーすら感じられなかった。
ラストで「センセ大好き」と叫ぶまでヒロインが教授に恋心を抱いていたことさえも伝わらなかったのは残念。
映画より舞台でやった方が面白かったかも。
でも、こーゆー映画だと思ってみれば十分面白い。


(2014年9月中川コロナにて有料鑑賞)

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2 コメント

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拙ブログへコメントありがとうございました! (西京極 紫)
2014-09-20 09:18:04
なるほど、長台詞より歌詞の方が早い、と。
それは納得しましたが、肝心の歌詞と楽曲がいまいちフィットしていなかったですね。
無理矢理歌い出す感じが気になって、気になって…
この辺がディズニーとの違い、ノウハウの差でしょうか。

どうしても地元が舞台なので、評価が厳しくなってしまいます。
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コメント感謝です (ゆの字)
2014-09-20 23:11:03
>西京極 紫さま

私からするとミュージカル部分も割と気にならず、すんなり観れましたが、地元が舞台だと、やっぱり冷静には観られないかもしれないですね。

以前観た橋本愛主演の「さよならドピュシー」はどー言う経緯か映画の舞台が名古屋で、名古屋の人(じん)としては冗談映画にしか見えなかった。

外国人が撮った日本作品に近いはがゆさがあるのかもしれませんね。
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