え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

二郎は鮨の夢を見る

2014年05月28日 | ドキュメンタリー
2011年 アメリカ 82分 ドキュメンタリー
原題/JIRO DREAMS OF SUSHI
監督・製作・撮影/デヴィッド・ゲルブ
編集/ブランドン・ドリスコル=ルットリンガー
出演/小野二郎、小野禎一、小野隆士、山本益博

(90点) すし職人のドキュメントかと思いきや「映画」だった。

ミシュランガイドで5年連続三ツ星を獲得する銀座の名店「すきやばし次郎」の店主・小野二郎85歳とその息子の仕事ぶりを追ったアメリカ人監督によるドキュメンタリー。

昨年公開しているときから気にはなっていたが今年になってオバマが結果寿司だけ食べに来日したことでさらに観たくなって見た。
てっきり寿司職人と寿司の魅力に迫ったドキュメンタリーかと思っていたら想像以上に「映画」だった。
監督がアメリカ人だからか日本を日本食を日本人を面白がって撮っている。
日本人には撮れない風景がそこにあった。
映像が美しくリズム感溢れる編集と音楽、そしてキャラの立っている小野二郎の存在感で特別ストーリーも押しつけがましいテーマもないがとても面白い映画になっていた。
ただ、映画として面白いが故にこれを見て無性に寿司が食いたくなるとか美味そうとまでは思わなかった。寿司はただ綺麗な食べ物だった。
あと、主役はあくまでも二郎じいちゃんだったけど長男の禎一の方が出番は多く、実は禎一の映画だったりする。


(2014年USV準新作半額125円にてレンタル鑑賞)

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