え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

ミスタームーンライト 1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢

2023年02月01日 | ドキュメンタリー
2023年 日本(配給:KDDI、WOWOW) 102分 ドキュメンタリー
監督/東考育
出演/高嶋弘之、高橋克彦、湯川れい子、財津和夫、加山雄三、浦沢直樹
   黒柳徹子、奥田民生、尾藤イサオ、松本隆、ミッキー・カーチス

(0点)個人の感想だがそういう映画だと覚悟が必要?爺さんが喋るだけのドキュメントお題はビートルズ武道館公演

1966年あのビートルズが日本でコンサートを行った。ビートルズを日本に呼んだ人とあの時の熱狂とビートルズと私について爺さん婆さんたちに喋らせたドキュメント。ビートルズの映像は画質の悪い資料映像が少しだけ、曲は権利の関係かほぼなし。ビートルズのドキュメントだと思って観ると馬鹿みるぜ。爺さんたちの思い出話に付き合うだけのドキュメント。ビートルズや洋楽、ポップス、あの時の熱狂に興味があれば楽しいと思えるのかも・・・。

魔が差して観てしまったのが悪かった。
ビートルズ愛を感じられないビートルズ愛を語る映画だった。
ミスタームンライト、確かに太陽のようなビートルズの光に照らされた現在はお月様のようなクレーターだらけの爺さんたちに焦点をあてたドキュメンタリーではある。
そう言えば私はドキュメンタリーが嫌いだった。特に爺さん婆さんたちが当時の出来事を語るだけのドキュメントが観ていて楽しくないので嫌いだった。
「ホドロフスキーのデューン」とか「鳥の道を超えて」とかいくつかの面白いドキュメントを観てしまって、うっかりドキュメントが苦手だと言うことを忘れてしまっていた。
公開直後のレビューを参考にしてしまったが、そのときは絶賛のレビューしかなかったが、あれはおそらく関係者か、またはコレを面白いと思った人の意見。映画観た後でもう一度レビュー観に行ったら低評価のレビューも載っていた。早まった。
途中ウトウトして一番面白いところを観てなかった可能性もあるが、でも、ビートルズの楽曲は使われていなかったように思う。
ビートルズに詳しくないのでBGMがビートルズの曲だったかどうかは判別付かないが、おそらく権利の関係で使えなかったのではないか? でも金使えば使えたと思う。ビートルズの曲も使えずにビートルズのドキュメンタリーは駄目だよ。これはビートルズのドキュメントではなくビートルズ日本公演を作った人たちのドキュメントと言い切ったとしても駄目だよ。
オープニングやエンディングに無駄に登場するモデルさんの意味は?
なんか2018年の「ピース・ニッポン」と被った。アレも酷い映画だった。
落ち込みながら映画館を後にした。極寒の1月31日の夜、病気になりそうなほど気が沈んだ。こんな思いをするのならもう映画なんか観ない。と思う程気が沈んだ。次の日はファーストデーで映画が安く観える日で「すずめの戸締り」か「かがみの古城」か「金の国、水の国」か「アバター」あたりを観に行きたいと思っていたが行かなかった。アニメばっかり・・・。


(2023年1月31日ミッドランドシネマにてクーポン使って1000円で観たのがせめてもの救いか)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿