え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

イニシエーション・ラブ

2015年06月01日 | ラブストーリー
2015年 日本(東宝) 110分 ロマンス/ミステリー
監督/堤幸彦
出演/松田翔太、前田敦子、木村文乃、森岡龍、三浦貴大

(70点) どんでん返しだけが売りの80年代ラブスートーリー

イニシエーション(通過儀礼)としての恋愛をトレンディードラマに浮かれていたバブリーな80年代を舞台にどんでん返しのラストを売りに描いた、そこらへんのラブストーリー。
80年代、若者たちはコンパして出会って流行りのファッションやレジャーをしつつ恋に仕事に勤しんでいた。
デブッチョ鈴木はマユに出会って人生が大きく変わる。
そして鈴木は転勤で東京へ行きマユとは遠距離恋愛に。
しばらくは無事だったが同僚の美人とイイ仲になって、あんなに好きだったマユとは破局してしまうが・・・。


どんでん返しがなければドラマとしては面白味がなくキツイ内容。
でも、どんでん返しがあることを知っているとオチは見えてしまう。
前田敦子はそこそこ上手いし、木村文乃はチョーきれいなので楽しめはした。
でも、たくさん登場人物が出てくるのに鈴木とマユと美弥子しかいないようなちっぽけさも感じる。
底意地の悪いタイプの映画かと思ったら、割とあっさりめ。深読み出来なくもないけどエピソードが少なすぎ。
80年代の空気感も伝わってこなかったし、どんでん返しの面白さなら「運命じゃない人」や「アフタースクール」の内田けんじ監督作の方がはるかに上。
観終わった後喋りたくはなるのでメジャーなデートムービーとしては十分か。
一人ぼっちで観たけど・・・。


(2015年6月109シネマにてファーストデー価格にて有料鑑賞)


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