え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

妖怪大戦争

2016年03月06日 | ホラー
1968年 日本(大映) 79分 ホラー/特撮/時代劇
監督・特殊技術/黒田義之 脚本/吉田哲郎
出演/青山良彦、川崎あかね、大川修、神田隆
    橋本力(ダイモン)、行友圭子(二面女)、毛利郁子(ろくろ首)
    河童、油すまし、ぬっぺらぼう、から傘

(71点) 西洋魔人一人VS日本妖怪たくさんの大喧嘩

バビロニア遺跡であかんゆーのに墓嵐して案の定復活した魔性のものが何故か日本へ。
海辺の代官になりすまし、その家に住んでた河童が追いはられてしまう。
仲間の日本妖怪に泣きついて、そのダイモンとか言う西洋妖怪をやっつけんねん。


子供の頃テレビでよく見てた、大人になって劇場で観たら、こんな映画だったのね。
妖怪はいっぱい出て来るので子供だましとしては十分面白い。
古い映画だけどフィルムが綺麗だった。
二面女がちょっとアイドル扱いっぽかった。
せっかくの映画割引デーに割引とは関係ない交通費もたくさんかかるこの映画を岐阜くんだりまで観に行くほどの映画ではなかったが、まー仕方ない。
デカいスクリーンで観れてそれなりに満足。
二人目の代官がイイ人から悪人に代わるのが上手かったなー。


(2016年3月1日岐阜ロイヤル劇場にて500円交通費1000円)

尾崎支配人が泣いた夜DOCUMENTARY of HKT48

2016年03月06日 | ドキュメンタリー
2016年 日本 120分 アイドル/ドキュメント
監督/指原莉乃 
出演/HKT48 (指原莉乃、上野遥、兒玉遥、坂口理子、田島芽瑠、尾崎支配人)

(100点) ファン感涙のメイキングオブHKT48

AKBドキュメンタリーシリーズとして姉妹グループのHKT48の四年間をメンバーの事実上代表の指原莉乃が監督したファン向け映画。
指原加入前のセンター交代劇や非選抜のメンバーの苦悩や熱いファン、前支配人や現支配人のインタビューと膨大な過去映像を織り交ぜつつ、この映画のドキュメンタリーもしつつ盛りだくさんで描くファンなら楽しいドキュメント。


面白かった。うっかり3回も泣いてしまった。
AKBのドキュメンタリーは評判が良いので気にはなりつつも、SKE48のドキュメントをレンタルDVDで観たのみ。
ファンには興味深いが、アイドル残酷物語の印象が強く感じた。
今作はもともとアイドルオタクの指原が監督だからか裏側を見せつつも悲壮感は抑えめにして、それでいて盛りだくさんの内容でファンならほぼ満足の出来に仕上がってると思う。
とくに劇場公演にしか出ていない上野遥を上手く使って構成したところは指原莉乃ならではなのかも。
ただし、やっぱりHKTの冠バラエティー(HAKATA百貨店、トンコツ魔法学園、おでかけ、など)や総選挙中継は観ていてコンサート、劇場公演、握手会に一回ぐらいは行ってないと面白くはないと思う。私はギリ一回づつ行ってるのでギリハマれた。
メンバー30人くらいは判るのなら必見。
はるっぴ(兒玉遥)のファンなので観た。植木南央や若田部遥、森保まどか、松岡菜摘などの扱いが小さかったのがやや残念だが尺の関係上仕方なし。
企画会議のシーンで秋元康の意見がスルーされている所は面白かった。
またドキュメンタリー中、このドキュメントのドキュメントを盛り込むあたりは映画的でもあるが、基本的にはDVDかなにかの特典映像として観るべき一作。

パンフはイイ!
ただし映画のパンフじゃなかった。HKTのパンフだった。映画に登場しない内容しか載ってない・・・。


(2016年3月1日ベイシティTOHOシネマにてファーストデー1100円)
一日一回の上映になっていたが大き目の劇場でビックリ。平日の朝だったので20人ほどの入り。交通利便の悪い劇場にしては入ってる方か。