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え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

THX-1138

2016年02月11日 | SF
1971年 アメリカ 86分 SF/日本劇場未公開
監督・脚本/ジョージ・ルーカス
製作総指揮: フランシス・フォード・コッポラ
出演/ロバート・デュヴァル、マギー・マコーミー
    ドナルド・プレザンス、イアン・ウルフ

(76点) ルーカスのデビュー作として意味深い一作

25世紀、人類は地下都市でクスリで精神安定しながらロボット刑事を作り、そのロボットに管理されたりしていた。
時々モニターの教祖様に懺悔したり、立体画像の黒人セクシーで自家発電して単調な日々を送っていた主人公のTHX1138だったが、同室の困り顔の女性LUH3417に意図的にクスリを抑えられ、その結果精神面が安定せずなんか御法度の肉体関係に陥ってしまう。
当局はそれを許さず二人を引き離しだだっ広い白い所で矯正するが、THX1138は逃げ出し地上へ。
そこは赤い赤い太陽が・・・真っ赤っか!!


そのレンタル屋が潰れる前にそこにしか置いてないDVDを観ようと思いコレを借りた。
以前にもビデオかテレビ放映でかで少し見たことがあるがつまんなくて断念したのだが、今回はすんなり観れた。
ジョージ・ルーカスのデビュー作だが、CGを追加したりして手直ししてあるようだ。
巨匠の出発点として楽しみたいのにそれが出来ないのは残念。
本来重要人物のヒロインが途中からまったく出て来なくなるのがなんだかなー。


(2016年1月閉店間際のビッグワンにて一週間レンタル)
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ブロブ 宇宙からの不明物体

2016年01月30日 | SF
1988年 アメリカ 95分 SF/ホラー
監督・脚本/チャック・ラッセル(マスク/イレイザー)
共同脚本/フランク・ダラボン(ショーシャンクの空に)
出演/ケヴィン・ディロン、ショウニー・スミス、ドノヴァン・リーチ
    リッキー・ポール・ゴールディン、ビリー・ベック、ジョー・セネカ

(79点) 80年代の軽いノリで容赦なく人が死ぬのが心地よい怪獣映画

アメリカの田舎町に隕石がドーン。
中からドロドロの生命体らしきものが出てきて第一発見者のじっちゃんを襲う。
デート中のカップルがじっちゃんを病院に届けるが、じっちゃん、あっという間にドロドロに食われ、彼氏も食われ彼女ショック。
一緒にいたチョイ悪兄ちゃんが犯人と警察は思い込み誤認逮捕。
そうこうしているうちにドロドロは人を襲いまくる。
えらいことが起こっていることを知っているがドロドロを信じてもらえない彼女はチョイ悪兄ちゃんに助けを求め動き出す。
その頃、軍の秘密研究部員が現れ町を包囲しだす。
あのドロドロは軍事用に作られた生物兵器だったのだ。
とかなんとか言ってるうちにも町の人も軍人も大人も子供も分け隔てなくどんどんドロドロの餌食になっていく。


通常購入しないと見れないような通な映画もレンタルさせてくるのでTUTAYAの発掘良品は凄いな。
この映画も一部のファンが熱望しオンデマンドのみで買える、しかも4000円くらいするものだがレンタルさせてくれてありがとうTUTAYA。
公開当時レンタルビデオで観て面白かったのでまた観たかった。
今回は直前に元ネタの「絶対の危機」を観ていたので基本的作りが一緒で、ソコも楽しめた。
宇宙生命体から軍事生命体へと変わったのが時代の流れ。
意外と当時観た時ほどの感動はなかったが、特殊メイクブーム、ホラーブームの頃なので軽いノリながらもエグイ表現で人が次々に殺されていく展開は今では有りえないのでそこが面白かった。
監督が後に「ジム・キャリーのマスク」を撮った人とは知っていたが共同脚本が「ショーシャンクの空に」の監督だったとは知らなかった。


(2016年1月TUTAYA発掘良品にて300円レンタル)
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マックイーンの絶対の危機

2016年01月21日 | SF
1958年 アメリカ 82分 SF/パニック/青春
原題「THE BLOB」 
ビデオ邦題「マックィーンの人喰いアメーバの恐怖」
テレビ邦題「SF人喰いアメーバの恐怖」

監督/アーヴィン・ショーテス・イヤワース・Jr
出演/スティーヴ・マックィーン、アール・ロウ
   オーリン・ハウリン、アニタ・コルシオ

(70点) スティーヴ・マックィーンのデビュー作として知られるB級モンスターSFの古典。

アメリカの田舎町に隕石がドーン。
中からドロドロの生命体らしきものが出てきて第一発見者のじっちゃんを襲う。
デート中のチョイ悪学生我らがスティーヴ・マックィーンが困ってるじっちゃんを病院に届けるが、いつのまにやらじっちゃんはドロドロに食われ、医者も看護婦も食われちゃったみたい。
よく分からんけどえらいことになってると我らがスティーヴ・マックィーンは警察に通報するが札付きのスティーヴ・マックィーンの言うことを大人は聞きはしない。
困った我らがスティーヴ・マックィーンは彼女とともに街のために不良仲間とともに奮闘する。
スティーヴ・マックィーンの運命や如何に!


子供のころ、続編にあたる「人喰いアメーバーの逆襲」をよくテレビで見ていたが、スティーヴ・マックィーンのデビュー作として知られる本編は観たことがなかった。
たまたま行ったレンタル屋が開店10周年だか20周年だかで準新作100円レンタルしていたので、せっかくだから借りて観た。
モンスター映画として超シンプルで、それなりに、まー普通以上には面白かった。
以上。



(2016年1月USVにて準新作レンタル108円にて鑑賞)
  同時レンタルの「もらとりあむタマ子」(54円)は不鑑賞・・・。
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続・光る眼/宇宙空間の恐怖

2016年01月08日 | SF
1963年 イギリス 90分 SF
監督/アントン・M・リーダー 脚本/ジャック・ブライリー
出演/イアン・ヘンドリー、アラン・ベーデル、バーバラ・フェリス
   アルフレッド・バーク、パトリック・ワイマーク

(70点) 続編と言うより原案だけ引き継いだオリジナル作品

超天才児童が世界各国に同時出現。イギリスに集められたその6人は全員処女から生まれていた。いやそんなことより、この能力を軍事やらなんやらに使おうと各国はそれぞれの子供を国に戻そうとするが子供らは勝手に集まって美人人質にして廃墟と化した教会に立てこもる。強引に連れ戻そうとすると子供らは念力やら秘密兵器で次々と追手の大人を殺していく。こーなりゃ軍隊だー!正体不明の子供相手に大の大人がドッカンドッカン。

「光る眼」「続・光る眼」の二本立てDVDだったので一作目の興奮冷めやらぬうちに立て続けて続編を観た。
「続」とはついてるけど宇宙人とのハーフらしい驚異のガキンチョの恐怖と言う設定だけを使ったオリジナル作品。
前作に比べてサスペンス度が薄く若干子供だましの映画で、駄作だ、凡作だ。と、最初は思った。
確かに前作の良さが完全に失われているがコレはコレでそれなりに面白いと我慢してみると思える。


(2016年1月ビデオレンタルビッグワンにて一週間レンタル)
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未知空間の恐怖 光る眼

2016年01月07日 | SF
1960年 イギリス 78分 SF/サスペンス
監督/ウォルフ・リラ 原作/ジョン・ウィンダム
出演/ジョージ・サンダース、バーバラ・シェリー
    マーティン・スティーヴンス、ローレンス・ネイスミス

(90点)金髪光る眼の不気味な子供たちが村を恐怖に陥れる。

何かが起こった。
村中の生き物がいっせいに気絶をし下界から遮断される。
まもなく意識を取り戻すが数か月後妊娠可能な女性全てが妊娠していたことが判明。性交渉の無かった妻や処女さえも妊娠していた。
そして生まれた子供は全て金髪と独特の目を持ち、成長が早く超天才児だった。
恐怖を感じ彼らに危害を加えようとしたものは次々と謎の死を遂げる。
この天才児たちは同時に世界各国で生まれていた。そしてそのほとんどが住人や政府により処分されていた。
彼らは何者なのか、そして何処へいくのか。


SFスリラーの古典的名作として知られていたが観たことはなかった。
ジョン・カーペンター監督によるリメイク版は観ていてそれがクソつまらなかったことは覚えていた。
行きつけのレンタルショップが突然閉店との告知を見てショック。
洋画4万本、邦画2万本、アニメ2万本、アダルト6万本を誇る大型チェーンだった。
閉店前に気になりつつ借り損ねていたこれを借りた。
スゲー面白い。
低予算で特撮や見せ場もほとんどない地味な映画なのだが序盤から物語として怖い怖い。
見といて良かったー。


(2016年1月ビッグワン1週間レンタルにて鑑賞)
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2D字幕版

2016年01月01日 | SF
あけましておめでとうございます。

新年一発目の映画は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」。
昨年最後に劇場で観た映画も「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」。
スター・ウォーズで終わりスター・ウォーズで始まる年末年始。
本当は「007」か「グリード(新ロッキー)」か「星の王子さま」あたりを観るつもりだったが結局「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」。
二回目だから気楽に楽しめる。今回はデイジー・リドリー扮するヒロイン レイちゃんしか見てない。もう本当にアイドル映画としてニコニコ観てしまった。
字幕なしの吹き替え版で観ようかと思っていたが吹き替え版は劇場が小さくほぼ満員だったので30分後に上映の字幕2D版に変更。こちらは300人近く入る大き目の劇場だったが20~30人しか入ってなかった。
これ程の映画もロードショー公開が終わってしまえば劇場ではもう観られないだろうからあと2回くらいは観に来たい。
吹き替え版と4DXといろんなバージョン、いろんな劇場で観ようかと思う。
楽しい楽しい♪


本年もよろしくお願いします。

2015年 アメリカ(ディズニー) 136分 SF/アクション/アドベンチャー
監督/J・J・エイブラムス
出演/デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、ハリソン・フォード
    キャリー・フィッシャー、アダム・ドライバー、オスカー・アイザック

(100点) 2回目はレイちゃんのアイドル映画として中川コロナにて有料鑑賞1,100円


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ストレイヤーズ・クロニクル

2015年12月30日 | SF
2015年 日本(ワーナー) 126分 アクション/SF/サスペンス
監督/瀬々敬久 アクション監督/下村勇二
原作/本多孝好『ストレイヤーズ・クロニクル』(集英社刊)
主題歌: ゲスの極み乙女。『ロマンスがありあまる』
出演/岡田将生、染谷将太、成海璃子、松岡茉優、高月彩良
    忍成修吾 、豊原功補、石橋蓮司、伊原剛志

(68点) ピンク映画出身の監督による邦画レベルの低予算X-MEN

政府により秘密裏に人類進化計画によって超能力児童が作られていた。
親にストレスを与えて異常児を産ませる方法と遺伝子操作によって作られた子供たち。
彼らには超能力と引き換えに短命だったり子孫が残せなかったり精神崩壊などのリスクを背負っていた。
優秀と認められたのは遺伝子操作の方だったが彼らは逃げ出し自分たちを作った者に復讐し始める。
ストレス性超能力者に捕まえろと支持されるが・・・。


TVスポットを見たりして気になっていたのだが評判があまりにも悪くて観そびれていた。新作レンタルで観たが、思ったよりも面白い。でも、最後まで観ると酷評する気持ちもわかる。
前半は面白そうなのだがクライマックスがない。狙いなのか結果的にかは分からないが熱くなりそうな要素があるのに尻つぼみ。
軟弱な役の多い岡田将生がカッコ良かったり、松岡茉優が可愛かったり、役者は魅力的なので映画館で観てもタイミングによっては満足したかも。DVDでは細切れで観たのでラストのイマイチ感で評価が下がってしまう。
でも、まー嫌いじゃない。
でも、この内容なら70分ぐらいでやってほしい。二時間越えの映画にしてはショボイ。


(2015年12月TUTAYA新作5枚1080円にてレンタル鑑賞)
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スター・ウォーズ初期三部作 初公開版DVD

2015年12月27日 | SF
邦題:スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 1977年
邦題:スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲   1980年
邦題:スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還
(オリジナル版公開時:ジェダイの復讐) 1983年

いずれも2004年発売版スター・ウォーズ トリロジー特別篇の特典ディスクとして、オリジナル版を収録する各2枚組仕様。2006年9月12日~12月31日までの期間限定発売。
アメリカ SF/冒険活劇
監督/ジョージ・ルーカス、アーヴィン・カーシュナー、リチャード・マーカンド
出演/ マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー
     アンソニー・ダニエルズ、ケニー・ベイカー、ピーター・メイヒュー

(100点) 初公開当時のバージョンと二枚組の三部作

C-3POは見た。R2-D2がお姫様に何かを託された瞬間を。
C-3POは乗った。ルーク・スカイウォーカーらと共にハン・ソロのミレニアム・ファルコン号に。
C-3POはバラバラになった。ランドの裏切りでソロがカチンカチンになっている頃。
C-3POは飛んだ。イオークから神と崇められルークのフォースの力で。
そんなC-3POの目を通して語られるルーク・スカイウォーカーの大冒険。


「フォースの覚醒」を観る前に手持ちのDVDで旧三部作を再見。
このDVDは2006年に期間限定で発売されたもので、現在流通しているのは新たにデジタル処理や再編集を施した特別篇で劇場初公開版はこれのボーナスディスクでしかDVD化されてないみたいでアマゾンでは相当プレミアがついていてビックリ。発売当時、一作品2千円前後で買ったと思うが今は1万2千円から2万5千円くらいするみたい。買っておいて良かった~。
リアル公開タイムで観たら6年がかりだが、まとめて観たら三部作通して割と短い期間の話でせいぜい1年くらいの印象だった。
通して観るのは自分でも意外だったが初めてかも。
三作目のジェダイの復讐は公開当初以来だったかも。
三作通して観たら実はC-3POがストリーテラーとして最重要キャラだと感じた。
帝国の逆襲が今回一番面白かった。
ファンの中では悪評高い1~3もレンタルして観てみようかなと思ったり思わなかったり。

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スター・ウォーズ/フォースの覚醒 I-MAX3D 字幕版

2015年12月19日 | SF
2015年 アメリカ(ディズニー) 136分 SF/アクション/アドベンチャー
監督/J・J・エイブラムス
出演/デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、ハリソン・フォード
    キャリー・フィッシャー、アダム・ドライバー、オスカー・アイザック

(100点) 銀河を揺り動かす壮大な親子喧嘩映画最新作

砂漠で鉄くず売って何か待ってるカワイコちゃんレイ。
コロコロロボットBB-8を助けたことにより逃亡戦闘員とともにレジスタンスの戦いに飛び込んでいくことになる。
伝説の戦士のハン・ソロも現役ならず者として登場。
最後のジェダイ・ルークスカイウォーカーを探すのだ。
そんでもって結局のところ今回もスカイウォーカー一族のフォースが強いことで取り合いの親子喧嘩で銀河系が右往左往。


あれ?これってゴジラの監督が撮るんじゃなかったの?
いつの間にやらスーパーエイトの監督に代わってる。ちょっと期待感が下がって失敗作と決めつけて観に行ったのだが、なかなかどおして面白い。
1作目(エピソード4)のノリで盛りだくさんの娯楽作になっていて2,600円と高めだったが納得。
観る直前に4と5の初公開版をDVD鑑賞してから観たら尚面白かった。6は観る時間がなかった。
個人的にヒロインが魅力的で映画に馴染んでいてとても良かった。
シリーズはまだ2作続くだろうからこの娘の新鮮味が失われる前に完結してくれることを切に願う。
あと3~4年のうちに完結を!!

公開2日目でIMAX-3Dにて鑑賞。
一カ月前に別の映画を観に行って先行チケットが売っていたのでノリで購入したのだが結構ギリギリまで売れ残ってたみたい。慌てて買ったので会員証出し忘れたが、IMAXだし先行チケットだしで割引はないだろうと思っていたら19日は割引デーで700円も違っていて2枚買ったので映画一本分の損でガーン。
でも映画が面白かったので、まー良し。


(2015年12月19日IMAX3Dにて鑑賞2,600円)
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ジュラシックワールド

2015年10月01日 | SF
2015年 アメリカ 125分 SF/アクション/アドベンチャー
監督/コリン・トレヴォロウ 製作総指揮/スティーヴン・スピルバーグ
出演/クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ヴィンセント・ドノフリオ
   タイ・シンプキンス、ニック・ロビンソン、オマール・シー
   B・D・ウォン、イルファン・カーン

(72点)I-MAX3Dが素晴らしかったので楽しめはしたが・・・。アトラクション映画としては最高よ。

恐竜大暴れで閉鎖となったジュラシック・パークがジュラシック・ワールドとしてオープン。
連日大盛況、満員御礼。
さらなる人気獲得のためDNA操作による新型恐竜を開発。
超凶暴で超頭のイイその恐竜が逃亡大暴れ、翼竜たちもついでに逃げて大パニック。
金持ちボンボン兄弟はわーわー逃げ、美人担当者は右往左往し、その元恋人は地味にヒーロー気取り、経営陣はそれぞれの思惑のなか動き回り、スタッフたちは次々死亡。
そんなB級アトラクション超大作。


これだけの超大作で見せ場だらけなのに、意外とそうたいして面白くないのは何故?
久しぶりに観たI-MAX3Dが素晴らしかったので楽しめはしたが、登場人物に魅力がなくA級大作なのにC級低予算ぽく見えてしまった。
いや、アトラクション映画としては最高よ。
しかし~、新型恐竜がエメリッヒ版イグアナゴジラに見えたのは私だけ?


(2015年9月109シネマI-MAX 3D 2,300円にて鑑賞)
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トゥモローランド

2015年06月21日 | SF
2015年 アメリカ(ディズニー) 130分 アドベンチャー/SF
監督/ブラッド・バード
出演/ジョージ・クルーニー、ブリット・ロバートソン、
  ラフィー・キャシディ、トーマス・ロビンソン、ヒュー・ローリー

(100点)なんか昭和のSF漫画を今更デズニーが実写化したようなSF映画。アテナ萌え♪

謎の美少女アテネに導かれ発明少年フランクはトモローワールドへ。
あれから数十年、テロリスト少女ケイシーはアテナが密かにくれたバッジでトモローワールドを見る。
そして襲ってくるマニアショツプ店長。
謎の美少女アテナに助けられ、今はオッサンとなったフランクと共に目指すは幻の理想郷トモローワールド!


いや予告編で観たのとはちょっとイメージが違うなー。
なんか昭和のSF漫画か手塚治虫の24時間テレビ用アニメ「マリン・エクスプレス」とか「プライム・ローズ」とかを実写化したようなノリで、子供向けの娯楽映画だが大っきなお友達向け感も強い。
とにかくアテナちゃんが可愛い♪
可愛い顔してターミネーター級のアクション!!
主人公二人が魅力が薄いので悪目立ちしないようにアテナちゃんの活躍も抑え気味な感じがした。
日本人が作ったら完全にアテナちゃん映画になっちゃっただろう。
13歳のラフィー・キャシディ、萌え~~♪♪
ストーリーはやや粗いかもしれないがギリギリオッケー。


(2015年6月中川コロナ有料鑑賞)
 上映直前にマシントラブルがあったが上映後のエクスキューズはなし。
 ミッドランドのように招待券よこせとは言わんが、一言欲しかった。
 売店で行列が出来てるのに店員が厨房にこもって出てこないし、コロナの悪い面が見えちゃったけどその分映画は面白かったので、まー良し。しょーがない。その程度の施設だからしゃーない。その分、安くて空いてる・・・。
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チャッピー

2015年06月08日 | SF
2015年 アメリカ/メキシコ/南アフリカ 120分 SF
監督・製作・脚本/ニール・ブロムカンプ
出演/シャールト・コプリー、デヴ・パテル、ヒュー・ジャックマン
    ニンジャ、ヨ=ランディ・ヴィッサー、シガーニー・ウィーヴァー

(100点) 純真無垢なロボコップチャッピーがチンピラに育てられ・・・。

近未来の犯罪都市、南アフリカではロボコップ軍団の活躍により治安は安定に向かっていた。
その開発者は実は人工知能を搭載した究極のロボット開発に心血を注ぎ、遂にプログラムが完成。
しかし、上司のシガニー・ウィバーからは「そんなの必要ない」と言われ、ショボーン。
内緒で廃棄処分されるはずだったロボコップを持ち帰り、勝手に開発しようとしてたところをチンピラに襲われる。
チンピラは開発者ならロボコップの操縦機を持ってんじゃねーの?と襲ったのだが、そんなものなかった。
代わりに持っていた廃棄ロボットを起動。
こうして生まれたてのチャッピーはチンピラのもとで強盗として育てられることに。
それとは関係なしに開発者のライバルは軍事用ロボットで大暴れするのだった。


この監督の出世作「第9地区」にハマらなかったので期待してなかったのだが、やっぱりコレもハマりはしなかったけど、アラもそれなりにあるけど、これはこれでちゃんと完成している。
ヒロインがブスなのが困ったものだが、全体的に汚いのはこの監督の持ち味なので納得するしかない。
個人的には大友克洋のナンセンス漫画と似た印象。
テクニックやセンスは凄いけど、好みじゃない。
でも凄いから否定は出来ない。あとは好きか嫌いか。
SF好きならとりあえず観ておくべき映画かと。


(2015年5月109シネマにて有料鑑賞)
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呪いの深海獣

2015年05月07日 | SF
1966年 アメリカ 81分 SF/ホラー
監督/フランシス・D・ライオン
出演/スコット・ブラディ、シェリー・ノース、ゲイリー・メリル
   ウェンディ・ワグナー、マイク・ロード、ジェームズ・ホン

(65点) 海底調査団と宇宙から来た半魚人が対決のC級モンスター映画。

海洋調査団の前に現れた円盤状の深海艇。
中に入ると金属のカプセルが。
持ち帰ると基地の熱でカプセルは大きくなり中から半魚ドン誕生。
頭が良く、凶暴で団員を殺していく。
調査団は過去の確執なんかしつつ半魚ドンと対決。


Amazonでこの手の映画をザッピングしていて気になった映画。
未公開のC級モンスター映画のわりに評価は高め。
レンタル店に置いてあったので借りて観た。
まーそれなりにどうしようもない低予算ホラー映画だったが、モンスターの造形と水中撮影など観るべきところもあるので、この手の映画としてはマシな方。
マニアの間では幻の名作とも呼ばれてたとか、それほどではないが気になる方は観ても良い一本。
エイリアンの元ネタ的一作。


(2015年4月新作レンタル5本1080円にて鑑賞)
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寄生獣 完結編

2015年04月26日 | SF
2014年 日本(東宝) 118分 SF/アクション/ドラマ/PG12
監督/山崎貴 原作/岩明均
出演/染谷将太、深津絵里、阿部サダヲ、橋本愛 、國村隼
    新井浩文、ピエール瀧、大森南朋、北村一輝、浅野忠信

(80点) それなりにちゃんと面白かった

右手に寄生した阿部サダヲと共に染谷将太のパラサイト狩りは密かに続いていた。
それを黙認する深津絵里だったがピエール瀧が襲ってくる。
また特殊部隊によるパラサイト一掃計画が実行されるが最強パラサイト浅野忠信が大暴れ。
そんな中、橋本愛とイイ仲になる染谷将太だったが浅野忠信との最終決戦が待ち構えていた・・・。


前後編の後編は出来損ないになる場合か多いのだがコレは大丈夫だった。
ほぼ原作どおりで満足。
初日に観に行ったがシネコンの劇場は「シンデレラ」とか「名探偵コナン」とかに大型劇場が取られ小さ目の劇場だった。夕方の回だったが30人程しか入ってなかった。中川コロナはこんなもんか。
前編を観た方は観て大丈夫な出来。十分面白い。橋本愛の濡れ場も用意されてたし。
欲を言えば映画としての感動が薄い。もう少しケレン味と言うか多少臭くても良かったのかも。ちょいあっさりし過ぎ?いやいや、役者は原作のイメージにピッタリだし、それなりには十分面白い。
ただせっかくの國村隼がちゃんと染谷将太と絡んで欲しかった。せっかくの國村隼なんだから。


(2015年4月中川コロナにてポイント鑑賞)
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アンダー・ザ・スキン 種の捕食

2015年04月14日 | SF
2013年 イギリス/アメリカ/スイス 108分 SF
監督/ジョナサン・グレイザー
出演/スカーレット・ヨハンソン、ポール・ブラニガン

(60点) 美人女優が魅力のない素っ裸で挑む難解なSFらしい

スコットランドでバンを運転するポッチャリヨハンソン。
野郎をナンパしては家に連れ込み、男は家に吸収されそのまま・・・。
そんなことを繰り返しいるヨハンソンはヨハンソンの皮を被ったなんか分からないものだった。
そうこうしているうちに、なんか分からなくなってきたヨハンソンは自滅しちゃたのかな、化けの皮が剥がれると真黒なモノが出てきて炎に包まれたりなんかして、雪が雪がーーーっ・・・。
そしてその一部始終をバイクで追っかけながら見ているオッサン、あんた誰や!


解説で宇宙からやって来たミステリアスな生命体が男共を捕食する、と書いてあるので、どうやらSFらしいのだが、本編を見る限り宇宙からやって来たという説明は一切ないので正直よく分かんない。
ただ、時々SFってこんな作品が出たりする。
娯楽作品じゃないので面白くないが、つまらないわけでもない。
ヨハンソンが全裸を披露するが、こんなにも有り難くないフルヌードはある意味特質もの。
監督はキューブリックの再来とか、実相寺昭雄的とか言われてる。
そんな映画・・・。


(2015年4月レンタルDVD新作5枚1000円にて鑑賞)
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