富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

伊勢矮鶏縞

2010年12月23日 | 豆葉縞
豆葉縞が話題になりだした初期の頃に出た伊勢矮鶏の縞です。

正確には青根伊勢矮鶏、聖代の縞です。
和歌山の趣味者の棚での変化で
変化した当時は羨望の眼差しでみていたものでした。

この親木もよく働いてくれ今までに10本以上棚出ししております。
親は元々1本縞でしたがどんどん派手になり
今年の酷暑で何枚か葉を振い療養中です。
この木は何本目かの子供で棚出しせず栽培予定です。

うちの伊勢矮鶏縞はどうも派手になるようで
この木もそのうち派手に変化すると思います。
1本超地味な子が付いておりますのでこの子からの
栄養で当分生きながらえるでしょう。

派手な子は覆輪ぽく見えるのですが
この木の性質上、幽霊は葉の真ん中に
紺筋を走らせますので、ただの幽霊木です。
覆輪にはなりません。

縞の性質は完全な後はぜです

また派手な部分は虎芸のように徐々にはぜていきますので
日の取り方次第で斑を自由にコントロールできる楽しさがあります。
ただし根を完璧に作り上げた場合ですけど。

昔に比べて比較的安くなりましたので
豆葉の縞の入門品種にはうってつけの木ではないでしょうか。
作るなら写真にあるような地味目の木がこの品種では理想的です。



今が一番見ごろの小株です。







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