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富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

白鳳?

2012年05月30日 | 虎斑
昔、夕幻と言う名で購入した木

購入時から相当年を取っていたためか
10年経って初めて1本子が上がりました
毎年花ばかり2本づつ上げておりましたので

今回 棚隅にほったらかしでしたので植え替えてやりました

この木 後ハゼの腰斑覆輪虎という事も有り葉持ちが悪い

たぶんこの木 白鳳の派手柄かと思うのですが
わからなくなってきました???

というのも軸色が薄いですし(派手なため泥を乗せる前に葉が落ちるだけ?)
さらに花が3日緑というのが曲者
白鳳って3日緑でしたっけ?

白鳳は昭和の初期に文明と呼ばれ その後、別名の白鳳が主流に
当時、腰斑の良く出た木を特別に富士根の雪とも呼んで珍重されていたようです
ひょっとすると当時呼ばれていた富士根の雪と言う品種かもしれません

まあ白鳳の最上芸という事でいいのかもしれませんが
しかし棚ではよく目立つ存在です

来棚される方も これ白鳳??と

関西地方で たまぁ~~~に見かけます
葉持ちよく株立にでもすれば見栄えがいいと思いますが
これがなかなか、、
今ついている子に根が下りだすと
株自体 力が付いてくるかもしれません










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2011年12月18日 | 虎斑
昨夜のハウスの最低温度は0℃

ここのところ3℃から0℃を行ったり来たり
毎年12月はこんな感じ
加温はお正月よりと決めております
自分なりの考えで,一度寒さに当てないと
どうも木が軟弱になりそうで
自然作りの棚に嫁入りさす事も有りますし
あと2週間 加温は我慢です


さて今年一年の作の検証 16 翁

初めてのご紹介が去年の10月

失敗作です

今年1年 はったらかし
良く成長してくれてますが
置き場所を変えた事も有り今年はハゼません
独特の腰斑も全く出ず

基本的には十六夜の幽霊ですので
はぜなければ
只の青のルビー根
ハゼさせてなんぼの木なのです
秋にはぜ春に戻るの繰り返し

今年は木を日照と直角に置きましたのでダメ
やはりハゼさすには平行に置かないと

昔 一日の日照の動きにあわせて蘭を回していく
今は亡き名作者が浜松におられました
それはそれは見事な作でした

リタイアすれば真似をしてみます
でも無理かな~~。



















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黄雲閣

2011年12月17日 | 虎斑
初めてのご紹介 黄雲閣です

平成12年の登録品のわりに
あっという間に下段の全盛品の欄に

しっかり日を取って作れば宮崎産?(なんか奄美っぽいですが)
の黄虎の中ではピカ一になるのですが
昨今 虎だけの一芸では人気がでないのでしょう

この木は長く作っていた大株を
植え替えの際にイラッときてバラバラに
10鉢位にわかれてしまい植え替えの手間も
倍増どころか10倍に
枠も一枠占領

交換会に持って行くほどの木でもなさそうですし
こういう時にこそヤフーオークションにでも出せばと
いつも思いますが
手間と労力が、、、

来年は一度ヤフオクを勉強してみます
棚で風蘭の余剰品やミヤマが沢山
捨て作りや庭木に付けるより欲しい人に持ってもらった方が
蘭も喜ぶでしょう


さてこの黄雲閣 
珍しい薄いクリーム花だったような気がしますが
忘れました















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黄金橋

2011年10月26日 | 虎斑
随分昔から育てている黄金橋です

まだこの名が付く前に四日市の蘭屋さんで見ましたが
(ちょうど緑仙晃が出た時と同じ時期だったと思います)

当時は九州宮崎 山出しの虎 オレンジ根とラベルに

今見るとオレンジと言うほどの物ではないですが
当時としては品種も少なく
他とは違う少しの特徴で希少性が上がったものです

この木は炙れば木全体が簡単に朱色にハゼテますが
通常作で虎を抑えつつ腰斑を出させるのが
最も上品でいいのではないかと

さらに春先の木が動いていない時期に
葉焼けギリギリまで炙りますと部分的にはぜ
暗まない虎を残せます

最近は邪魔くさくてこの様な作をしていませんが
下葉に当時の部分虎の名残りが

最近はこの木も良く見かけるようになりました
あちこちで増殖されたのでしょう

以前に比べ安くなっておりますので
こういう一風変わった作を試すのも一考かと













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日向猛虎

2011年09月30日 | 虎斑
花時期でなく本来の虎芸の斑切れのよさを見直す為のアップです
前回から約5ヶ月 ユックリ成長しております

あまり成長の早い木ではないため年2枚程度の葉繰り
秋にはぜ、暗まない虎ですので年2枚では片側だけ虎斑が残ります
今年は親木に力が付いてきたため3枚の葉繰りで
ようやく反対側にも虎が残る予定

奇数枚の葉繰りでしたら左右に虎が残り見応えもあるのでしょうが
うまくいきません。旭昇でも同じ事
偶数枚の葉繰りでは片方ばかり斑が残ります

これと全く逆のパターンが豆葉の代表格 天玉宝
春に展開する長い葉と秋に展開する短い葉
年2枚の葉繰りに抑えませんと3枚葉繰りさせますと
左右長短バラバラの天玉宝になってしまいます
昔の自然作りの天玉宝の姿が決まっているのはこの為でしょう

いずれにせよ、同じ棚で人為的に
2枚葉繰りと3枚葉繰りに分けて作るのは至難の業
うちでは鉢の種類や苔の量、もちろん棚での置き場所や
水、風の調整で対応しております












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