離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

きりがない

2024-01-29 16:45:37 | 日記
離婚という人生でも最大レベルの苦難は
時として、その人の人生を破壊してしまうものにもなるし、
新たな人生への扉を開くきっかけにもなります。

この私も、そんな大きな出来事を経験し、乗り越えてきましたが、
20年たった今の日常で、まるで仙人のように、さとり者のように、
どんなことでも受け流したり、苦悩しないかといえば、そんなことはありません。
日々、喜んだり、悲しんだり、楽しかったり、苦しかったり、
ストレスで眠れない日や、お酒に頼る日すらあります。

一方でブログでも書いているように、
流れに身を任せているときもあるように思います。

そう、20年前、10年前よりも少しだけ、メンタルは強くなった気もすれば、
結局あまり変わらないなと思うときもあります。

性格なんてものは簡単に変わりません。
生涯、根本は変化しないのかもしれません。
身もふたもないように聞こえるかもしれませんが。

最近思うのは、人間はどこから生まれて、どこへ消えていくのかという
根源的な問いを持ち続けているからこそ、
不安は常につきまとっているのかもしれないと。

先日の天災もそうだし、飛行機事故もそうです。
ほんとうに明日どころか、今晩のことすらわかりません。
誰一人として、自分の未来は知らないのです。
考えだしたらきりがないし、どうにもならないから
考えないようにしているだけです。

幸せ、楽しみ、喜び、悲しみ、苦しみ、不安、

すべて人に与えられた感情ですから、おそらく最後まで
そのあいだをウロウロしながら、いくのでしょう。

そう割り切ってしまえば、それが人生のルールなのだと思えてさえきます。
テレビゲームでもカードゲームでも、ゲームのルールに文句を言っても始まりません。
以前も書きましたが、障害物レースで、障害物があるからと言って怒る人はいません。
たぶん、人生は壮大な障害物レースなんでしょう。

生きていくって、楽じゃない、
楽しみも悲しみも、不安もぜんぶある。
そう割り切るのが一番、楽な気もしてきます。







コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 何なのだろう | トップ | 何を見て、何を思うのか »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2024-02-08 22:43:50
離婚して7年の月日が流れました。はじめは相手を恨んだり自分の運命を呪ったりの日々でしたが、月日とともにそんな気持ちも薄れてきました。
相手を責めることも自分を責めることも根は一緒。自分の愚かさゆえの選択の数々を、相手を含めた誰かのせいにしたいという甘えだったのかも、そしてその甘えがお別れの遠因になったのかもしれない、と今は激しい感情を感じずに、ただだだ冷静に思っています。
歳月を経て生活も一変したし、他に考えなければいけないことも感じざるをえない感情も山ほど出てきました。
悩みは尽きませんが離婚という出来事に心を拘束されない生き方をしていけると自信を持てています。

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事