とらわれないこと

最近は、なかなか更新できておらず、
１か月近く空いてしまいました。
とりとめもなく、いろいろと書いていこうかと思います。

ウクライナの戦争も全く終わる気配がなく、
強盗殺人などの悲しい事件も目にします。

この３年続いたコロナもウィズコロナに向けて動いていますし、
ようやく世間はコロナ前の環境に近づいてきたように感じます。

そして、そんな激動の中にあって、
離婚したり、調停中だったり、失業したり、病気になったり、
個人単位で激動の人生を歩んでいる方にとっては、
世間のことなど目に入らない、どうでもよいと感じる方もいるでしょう。

スマナサーラ僧侶のことに言及され、こころについて深く考えておられるコメントもいただきました。
私も当時の離婚の苦しみのなかでスリランカ上乗仏教に触れ、スマナサーラさんの書籍を読み漁り、いろいろな
瞑想を実践したことを思い出しました。最近亡くなったティクナットハンさんの活動もＳＮＳを通じて
見たりもしていました。
それにとどまらず、キリスト教や仏教も様々な言説を学び、自分のなかに思想を築きました。
スピリチュアルな思想も当時の自分には大きな救いとなったものです。

離婚を経験した人は、自分の価値観が崩れてしまう経験をしたのではないでしょうか。
今まで自らが信じてきたこと、大切に思ってきたことを、真向否定されたり、破壊される。
経験していない人は世間でたくさんいるし、これまた違った価値観で生きている。
日本ではいまだに夫婦別姓もできず、LGBT法案も、なかなか進まない。
子供は大切だが、そればかりにフォーカスした政策や補助金ばかりで、独身だったり、子供がいない家庭や、
離婚時の両親権に対する配慮はみえない。

ただし、こんな世間は、世間のルールであって首相が変われば変化し、真実でもなければ合理性もなく、
単なる決まり事でしかないのです。
あなたの人生はあなたのもので、こうでないといけないというものはないのです。
あなたが唯一生きられるのは、あなたの人生しかないのです。
結婚、独身で生きるのも、日本国の法律のように２者択一である必要はありません。
恋人、パートナー呼び方はなんでも良いけれど、誰かと一緒にいたいなら、結婚が唯一ではない。

サラリーマンにならなくても、起業するか、ユーチューバーもいいし、出家してもいい。
これまでの枠にとらわれず、完璧な選択などないのだから、良し悪しを考えて都度選択すればいい。

私が最近よく思うのは、自分は全力で生きてきたか？　ということ。
理想とはいかなくとも、都度、全力で選択して生きてきたか？ということ。
その選択の結果として、思うようにいかなかったとしても、他人が選んだ道をいくよりはマシ。
そんなことを思うなかで、今、全力か？と問いながら、生きています。
苦しいなかで、何もできないなかで、全力で耐え抜いたなら、それもまた何かを成し遂げたと
言えるのではないだろうか。

そんななかで、今のあなたは全力で生きている。そんなふうに自分をほめてもよいのではないかと
お伝えしたいと思います。