離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

とても辛いという気持ちを大切に

2012-01-14 08:29:13 | 日記
おはようございます。

「離婚」 という二文字が

自分のこととなったとき、

昨日お話しましたように、

「否認」 が起きます。

要するに、現実を受け止めきれないわけです。

そして、それは誰でもそうだということもお話しました。

離婚に限らず、カウンセリングでは

グリーフセラピーという分野があります。

グリーフとは、悲嘆のことで、

身近な死、事故による身体の一部を失うこと、

リストラによる仕事を失うこと、今回の震災のように家財を失うこと

もちろん、離婚も。

このような喪失に関する苦悩に寄り添うカウンセリングのことで

専門的に学ぶ必要もあります。

ですが、カウンセリングや心理学の基礎が必要なので、

少しずつ私から、このブログでお伝えしていきますね。

何が言いたいかというと、

離婚というのは、世の中の人が考えているほど、安易でもなく、

立ち直れるものでもないのです。

それだけで、立派な学問になるほどのものなんです。

そして上に書いた、人生で起こるあらゆるライフイベントにおいて

「否認」 を本当に克服するのは、楽ではないということ。

自分では超えたと思っていても、その後の人生で

度々、その潜在的な想いから、トラブルになりやすいのです。

これをどう越えていくかによって、

あなたの今後の人生がすばらしくもなり、後悔するものにも

成りえるということです。

そしてその後悔はいつか??

そう、あなたが老年になり死ぬときです。

そのときに気づいても、どうしようもない。

だから、あえて、しっかりと時間をとり

離婚という事実と向き合うことが大切なんです。

これは、悲観したり、自分を責めたり、相手を責めることとは違います。

そして、離婚ということは、良いとか悪いとか、

評価したり白黒つけることでもありません。

自分の心で、ガッシリと受けとめることです。

相手の責任にしたり、環境や、状況のせいにしたり、

目先の享楽でごまかしたりすることは、自分と向き合っていないことです。

何の心の葛藤もなく、さらっと、

誰にでも、「離婚した」と言えるくらいにまで、

自分の心が成長することです。

そして、とても辛いということは

あなたと同じ経験をした人は知っています。

自分と向き合あうのを避けている人は、それを知りません。

このプロセスであなたが知るべきことは、

人の心の痛み、やさしさ、温かさです。

そして、本当の信頼関係や、愛情です。

依存や、自己中心的な人間関係ではありません。

これを超えたとき、はじめて、新しい人生への階段へ続く

扉をあけることができるでしょう。

だから、今、あなたは辛くてもしょうがない、誰でもそう。

辛くて、苦しくて、発狂しそうかもしれません。

絶望し、もはや自分のこれまでの人生価値観が崩れているかもしれません。

それも、みんなそうですから、安心してください。

自分と向き合わず、他人にせいにする人はたとえ、離婚してもそうはなりません。

だから、今、苦しんでいるあなたは、正しいプロセスにいると知ってほしいのです。

安心してください。

大丈夫です。

人生で起こることは、あなたにとって学びであることを信じてほしいのです。
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