離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

今は、決断しないという決断

2014-01-23 00:01:00 | 日記
離婚してほんとうにしんどいとき、

それぞれがそれぞれの方法で

何とかやり過ごし、

もがきながらも、

毎日をおくっているだろう。

そんな中でも

離婚に関すること

仕事に関すること

自分のこと、

いろいろな判断を必要とする場面もあるだろう。

全く動けないときはどうしようもないが、

少しだけ動けるようになると、

当の本人は、冷静さを保とうとし、

客観的に状況を分析し、考える。

まともな判断ができていると考えている。

そして、物事を整理したいから

できるだけ片づけたいという想いもある。

ただ、この時期は、記憶があるようで、曖昧だったり、

何年も経過して考えてみると、

どうしてあんな判断をしたのか?と思えるようなことが

たくさん出てくる。

取り返しがつくようなことならいいし、

大きなことでないならいい。

でも、

人生を左右するような判断は、すぐにはしないほうがいい。

そして、少なくとも、今の自分よりは客観的に見れる

親や兄弟、親友の意見も素直に聞いてほしい。

死別体験の直後に、よく遺品整理をする傾向があるが、

あれはやめた方がいいとアドバイスしている。

そのときは、周囲の家族も、自分自身でも、見ると思いだし
辛いものだから、捨てたがる。

この時期は、とても記憶があいまいだ。

だから、あとで後悔することがよくある。

それが罪悪感につながることもある。

だから、できるだけ後回しにするほうがいい。

離婚したときも、いろいろなものを捨てる必要があるだろうが、
最低限のものは、箱詰めにしてとっておこう。
いつか冷静に見れるときもある。

そして、一番意識してほしいのは、「流れ」である。

無理に何かをしてはいけない。
気が進まないのに、周囲が言うからとかの理由でしてはいけない。

離婚の辛さ、悲しみの癒しのプロセスにおいて、
自分自身が今だと感じたときに、しよう。

転居も、整理も、携帯変えるのも、転職も全部そう。

「ああ、自分にとって、これをするのは今ではない・・・」

「今なら、動ける、今がそのときなのだ・・・」

よく、「機が熟した」という言葉あるように、

まさに、流れを意識しよう。

そうすることで、自分自身の肩の力も緩み、

リラックスできる。

決断をしないという決断も、大切なことである。



コメント (7)
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