育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



毛が抜けることは悪いことですか?

毛が抜けて薄くなると思っていらっしゃる人が、本当に多いですね。私も相談室でのケア時には、ご相談者の方の抜け毛を見るにはみますが、本数はあまり見ません。

それより、抜け方やどんな毛が抜けているのか?抜け毛の変遷を見ています。その中で抜け毛が減るべき時に増えていたり、増えるべき時に減っていたりすると、ご相談者にいろいろお聞きすることが多いです。

毛が抜けることが悪いことだと思っている限り、毛を無くすことがあっても増えることはないと言えます。

毛が抜けるのは、生えてくるから

毛には初期成長期と言うものがあります。生えている毛が抜ける時に、次の世代の毛が育ってくるのです。その育ってくる毛に押し出されるようにして前の毛が抜けていき、次の毛が芽を出せる環境が整うのですね。

そして、芽を出した毛は成長期に入って伸びていくのです。

と言うことは、抜け毛を減らす行為は次に成長している毛の邪魔をする行為になるのです。だから、抜け毛を減らせば(もしくは増えるべき時に減っていれば)、その時は本数を維持できるように見えますが、その次に育ってくる毛が無くなるので、将来的には毛を無くしていくのです。

初期脱毛なんて意味が分かりません

このブログには、プロペシアのことを書いていることがあるので、初期脱毛なんて言葉で検索されることもあります。毛が抜けることが悪いと思っているから、こんな言葉が出てて来るのでしょう。

発毛なんて言葉も、相当怪しい言葉だと思っています。

理由は、初期成長期には誰でも毛が育ってきていますから、毛は芽を出して伸びていきます。
毛が薄くなっていったり、無くなっていく人は、そんな「正常に毛が育ってきて抜ける」サイクルを繰り返せていないのですから、発毛させたり、抜け毛を減らしたりしていると、毛は無くなっていくだけです。

発毛と言う言葉を聞くと、毛のなくなっている部位に毛が生えると思っていらっしゃる人も多いでしょう。実は、そんな部位には、ほぼ毛が生えてきて戻ることはありません。
(ただし、円形脱毛症やびまん性脱毛症・抗がん剤等の副作用による脱毛は除く)

薄くても毛が残っていれば増える可能性を秘めていますが、無くなった部位には戻らないのです。

と言うことは、「抜け毛減少が良いことだ」とか「発毛すると毛が増える」とかを訴えている製品や方法は、相当嘘臭いと言うことです。

ここのところ、そんなことを気にしているご相談者ばかりです。毛が抜けるは、育たない毛=死んでいる毛が抜けることなのに、そんな毛を残そうとしている人が多いのですね。

実際上、症状ベースでは抜け毛が増えて(毛が抜けて)薄くなっているように見えるので、分からないではありませんが、毛は抜けないと増えないのも事実なんですね。


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