風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

悲しみの隣の哀しみ

2009年12月06日 23時59分22秒 | 風竿日記

わが友がこの10月、忽然と逝って、はや四十九日の法要が営まれた。

正直このところ何か、張り合いをなくしていた私なのであった。

ゴルフのおつきあいコンペでも、どうでも良くなってしまい、仕事の上でも何かが足らないんである。

例えば他愛もないことだが、職場での昼飯の注文にしたって、生前の彼と「今日は何にする?」という会話ですら二人で愉しんでいたのに・・・・。

彼がいなくなってからこっちというものは、楽しい筈のランチタイムも実に味気ない、殺伐としたものになってしまったのである。

元気でいるときはまるで、そこにいるかという空気のような男であった。いつも控えめで、とりわけ気にならない存在であったということなんである。

ところが、いざ彼が居なくなってしまうと、どうも何かが足らないんである。

この存在感というものは、彼の人格を知らない人にはちょっとお伝えしにくいサムシングなのだ。

七七忌の今日、法要に列席させて頂いて、しみじみ彼のふんわりとした、周りの人をそっと包み込む優しい存在感の大きさに改めて気づかされた。

たった55歳で旅立ってしまった彼だったが、概ね彼の人生の目的は達成したのかも知れない。

彼の死を悼む多くの人々の心底、哀しむ姿をみていると、よくそのことが判る。

私自身、急逝からしばらくは胸をえぐるような慟哭と悲しみに襲われていたが、最近はそれが深い哀しみに変わったような気がしてならない。

悲しみの隣の哀しみに出会ったような不思議な気持ちなんである。

改めて友のご冥福を祈るばかりである。


星のまたたき

2009年12月04日 22時30分26秒 | 風竿日記

星のまたたきからすれば、私達の人生とは何と短いことか。

例えば比較的近い恒久星でも800光年もかかったりするのだ。

小学生の理科の授業でそのことを習って以来、私の頭の中を離れない地学的な哲学がある。

それは、今夜またたいた星の光は遥か太古の昔のそれが届いているということなんである。

一瞬の瞬きの間の星の光ですら何百年、何千年の時を経て届けられているという凄い事実を前に、私は思わず立ちすくんでしまうしかない。

そんな星のまばたきにも満たない私達の人生であるが、そんな中だからこその出会いとか、ご縁とかいう、人と人との結びつきは、さらに尊くしかし、短いものなんである。

例えば子供とのご縁にしても、35歳の時に子供が産まれ、70歳で自分がこの世にさよならをしたとするならば、わずか35年間しか一緒にいられない。

子供が30歳で結婚して孫が生まれたら、わずか5年しか・・・・。

だからこそ、貴重なのだね。

日常の何気ない会話ですら貴重極まりない。

スーパーに一緒に買い物に行っている時ですら貴重そのもの。

みだりに貪ってはいないか

人と争ってはいないか

人を傷つけてはいないか

友人を粗末にしてはいないか

家族を大切にしているのか

星のまたたきの間の短い一生を自覚しているのか

太古の昔から地球上に存在していたという、紅葉のメタセコイアの大木の前で自問してみた私なんであります。


2009年合同信友会は大盛況

2009年12月03日 23時59分25秒 | 風竿の信用金庫は頑張るのだ

今年も早や年末を迎えました。忘年会のシーズン・インです。

僕も営業店長の頃はバリバリに頑張っていましたよ。

12月に忘年会が23回あって、「フウッ」っていう感じで年が明けると今度は新年会が19回という年もありました。

今考えるとゾッとします。でも若かったから、使命感に駆られていましたし、人と会うのがたまらなく楽しかったですね。

ということで12月2日は恒例の合同信友会のコンペでした。

何と参加者150名、よくぞ集まるものでございます。感謝、感謝

有難いこと、勿体無いこと、身に余ること・・・・。

田舎の小さな信用金庫なのに、都銀なみのお客様が集まっていただくことが身に染み入る。

そして殆ど私が親しくお付き合いを賜っている皆さんばかり・・。

武雄カントリークラブはまさに貸切状態でございました。

私は有田の鳥谷社長、佐世保の松村さん、武雄カントリーの藤田支配人さんと和気藹々の楽しいゴルフでありました。

表彰式&大忘年会は永島の「居食亭ゆたか」で大勢の参加で繰り広げられました。

まずは大会会長の山崎流ゴルフ家元「ヒロちゃん」のご挨拶からスタート、いつもながら破天荒なスピーチなんであります。

我が田舎信用金庫の理事長も続いて控えめなご挨拶

武雄カントリー総支配人藤田常務もご挨拶、いつもながら笑顔が抜群なのです。ご長男が誕生とか・・・うらやましい。

佐賀クラシックの高木支配人さんもご挨拶、いつも優しい目

武雄・嬉野CCの原田営業課長さんもご挨拶、頑張っています。

そして呑めや呑めやの大パーティへ突入

いやー皆呑むこと、呑むこと・・・・凄い

外ピーも勝ちゃんも上機嫌なんである。

私はこの日三次会までビシッとお付き合いして、まるで奈良漬のような状態でフラフラと未明に帰還したのでありました。嗚呼

 


ジョンレノン追悼ライブのご案内

2009年12月02日 23時59分59秒 | 風竿の音楽夜話

もう何度かお知らせしておりますが、ジョン・レノンが凶弾に倒れ早や29年の歳月が経ちました。

しかし、彼の魂は年毎に私達の心を揺り動かし、彼の存在は益々鮮明に光り輝いています。

そんな彼の命日を静かに、時にはフルパワーで彼の奏でた音楽を皆さんと一緒に愉しんでみようという「ジョン・レノンズ・ナイト」に是非お出かけ下さい。

With little help from my friends 当日は友達の手を借りて精一杯演奏して唄います。

当日はあの「北村尚志」さんも友情出演していただきます。

嬉野町から謎のビートルズバンドもご出演だとか・・・・。

 

2009年12月8日(火)午後7時30分から

武雄市川良セブンイレブン前のライブレストラン「デイアジョン」

ミュージックチャージ500円

最後にHappy X'masを一緒に唄いましょう。

一人でも多くのご参加を愉しみにお待ち申し上げております。

Dear Johnさんのブログにライブのことが書かれていました。

私の50歳前の写真も・・・・恥ずかしい。

山光師匠のブログにも・・・・・。


嬉野市よさらば

2009年12月01日 20時55分28秒 | 風竿日記

鹿島市に23年武雄市に25年嬉野市に10年お世話になりました。

嬉野市にはそこそこ税金も納めました。

でもでもでも、やっぱり武雄なんですね。

武雄は住みやすいし、新しい人にも開襟を開いてくれる。

事実武雄市の色んな委員も歴任させて頂いていて、ずいぶんお世話にもなっています。

かっては終の棲家は嬉野市でと決めたけれど、住所を移転します。武雄に税金を納めます。ふるさと納税します。

やっぱし僕は武雄んもんなのです。

そんなことをこの数日間考えあぐねていましたが、或るきっかけで吹っ切れました。

元々祖父は武雄の出身でしたし、子供たちは武雄高校にお世話になりましたし、・・・・・。熟慮の結果・・・・・。

武雄市に戻ります。

どうぞカムバックを受け入れて下さいね。