もうあれから40年近くの歳月が流れようとしている。
日本のロックシーンに出現した伝説のバンド「はっぴいえんど」
すべてが斬新でインテリジェンスが高く
アメリカのバッファロースプリングフィールドを髣髴させるサウンドに魅せられたものだ。
このバンドはすぐに解散してしまったのだが、その後キャラメルママというバンドを経て、ティンパンアレーというバンドで活躍して
その主力メンバーだった細野晴臣は御存知YMOを結成して世界中を席巻したのである。
私は「はっぴいえんど」のギタリスト鈴木茂が好きであった。
バンドワゴンというソロアルバムを出した時は、とても瑞々しい感性で驚いたものだ。
その鈴木の代表曲をご紹介しよう。
現代でも充分に通用する曲だと思う。
そしてこの曲を聴くと私は、70年代に一気にタイムスリップできるのだ。
思えば70年代は青春の只中にあった。
日本も景気がよく、活力に溢れていたものだ。
当時から音楽をやっていたのだが、僕らのバンドはいつも少し先を行っていたように思う。
さて、鈴木茂を出したならば、私の大好きな細野晴臣さんの曲もご紹介しておかねばなるまい。
「はっぴいえんど」の二枚目のアルバム「風街ろまん」に入っていた曲
「夏なんです」などと共に私の好きな曲、勿論細野晴臣の作曲、作詞は当時まったく無名の松本隆
ドラムの松本隆はその後、超売れっ子の作詞家となったのは御存知の方も多いであろう。松田聖子の歌など多く手がけている。
彼の詩もまた瑞々しい感性に溢れていた。
才能というものは、瑞々しい感性を伴うものだと今更に思わされる。
細野さんは1947年生まれだというから現在66歳
彼もまた素晴らしいセンスをしている。
間違いなく貴重なミュージシャンである。
出来れば音楽をする一人として、こんなステキなセンスを身につけたいものだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます