今年も暑い夏に熱い研修の、地獄の日がとうとうやってきたんである。
この24日土曜日と25日日曜日にかけて、わが九州ひぜん信用金庫のCPUともいえる、上級管理者だけの研修を二日間に亘って行った。
宿泊型で寝食を共にする集合研修スタイル。
自分たちで研修を創り上げるという全員参加型の手造りプログラム。
店長、次長、代理さん達と本部の部課長さんなど、経営の中枢を司るエラーイ役付き職員さん方80名余りが集結。
土曜日の朝から日曜日の午前中にかけて、みっちりと「ひぜしんの経営戦略」、「マネジメントの必要性と具体策」、そして今年は外の風を吹かせようと、県信用保証協会の利用法や、農商工連携の実際など現場からのご講演を賜った。
これは大正解であった・・・。
また資金会計理論に基づく、フリーキャッシュフローを駆使した経営改善のコンサルティングなども外部講師を招いて勉強したのであった。
わが信用金庫セミナーの特色は徹底的に自主性を重んじるということ。
セルフモチベーションを自由に駆使できる人材を、いかに養成するかということに、とても拘ってやってきた。
だから「ああしろ、こうしろ」と口うるさいことは一切云わないのが、わが信金の管理スタイルとなっている。
その分徹底して自分達で考えさせることにしている。
上司の命令に忠実ではあろうが、いわゆる指示待ちサラリーマンを極力無くしたいと考えて、これまで6年間継続してやってきた真夏の名物研修なんである。
自主性を尊重することにより、人は色々と指図されなくてもちゃんと自分で道を切り拓いて行くものなのだ。
当金庫ではこういう職員を「目覚めた職員」と呼んでいる。
一度目覚めさせると次々に自分で問題解決を図るべく、次々と前向きで積極的な解決策を講じてくるから嬉しい限りなのだ。
地方都市の小さな信用金庫では、どこから切っても金太郎飴みたいなロボット職員を何人作っても絶対にうまくはいかない。
どんな風雨にも耐え、どんな荒波でも乗り切る職員を養成するためには、多少時間はかかるものの、目覚めた職員を何人養成できるかが、勝敗の分かれ目だと思う。
スケジュールは文字通りびっしり・・・・・。食事もそこそこに基調講演、実戦セミナー、共同研究と次々とカルチャーショックが彼らを容赦せずに鍛え育む内容。
それでも夜10時を過ぎれば寮長は関知せず・・・ということにしているので、各、部屋部屋ではお酒の力を借りて、仕事にまつわる議論が百出する。
基本的に何を云っても無礼講としているので、酒と共に色んな熱っぽい意見が飛び出してくる。つい議論に身を乗り出すことになる。
この瞬間がたまらないんである。
セクションの垣根を超えた本気の議論の何と熱く愉しいものか・・・・。
目覚めさせる一助となればということで、毎年私は各部屋をまわり徹底的にお付き合いをすることにしているのだが、お陰さまでいつもペッドに入るのは夜が明ける頃となってしまう。
問題意識こそが企業発展の母なんである。
今回も寝たのは午前4時半であった。
そして日曜日は午後から永島会のゴルフ・・・猛烈な暑さの中、二日酔いと寝不足に苛まれながら、地獄のゴルフのお付き合いを果たし、
夜はそのまま友達の還暦祝賀会へ
極度に疲労困憊していて、目を閉じたらいつでも眠る状態、
昔からこの極限状態を愉しむ傾向がある私なんです・・・。
今夜はこの辺で寝ます。
おやすみなさい。
いつもながら、ひぜしんマインド集結の力強さを感じております。
今後ともよろしくお願いいたします。
ビートルズ、微力ながら頑張ります。
現代の職種は多々あれど、基本は「サービス業」に繋がると思います。
お客さまに対する姿勢・気持ちなどなど、いろいろな場面で考えさせられます。
そんな人材(財産)を育てられるか?が企業に求められているのですね。
失礼しました。
80名からのセミナーというのは力強いものです。
そして会場もとても的確で、まさに「セミナーハウス」の面目躍如でありました。
また来年もお世話になりますね。
そして人材育成は、まさに我慢比べであることを毎年セミナーを行う度に思わされています。
後藤田五訓は大切な玉条としています。
カミソリといわれたご仁も晩年は好々爺的な
優しさも感じていました。
佐々淳行氏の著作の中に登場される後藤田先生の姿は時折官僚と政治家の鑑だと思われる場面が多く散りばめられていて、自身の身の処し方の羅針盤となっています。
あ!今日、遅ればせながらINPUTさんへ行ってきました。
くしゃみしませんでした?(笑)
チャンスは覗ってたんだけど
Maikoの歌聴きたかったのですが・・・。
またいつかやって下さいね。