武雄温泉名物「楼門朝市」に行ってきました。
今日が6周年なんだそうです。
かって誰も歩いていなかった早朝の温泉通りに
昭和三十年代の商店が元気だった頃の賑わいが再現されています。
私の友人も市が始まって以来、
日曜日の朝はこだわりの伊東養鶏場の卵と、山内町黒髪温泉の水に、呼子加唐島の「一の塩」というベストセレクションに最も美味しくゆで卵が出来るという時間をノウハウにして
雪の降る日も、風の吹く日も、かんかん照りの夏も頑張ってきました。
こだわりのゆで卵を一個50円で販売してもたかが知れています。
10個売っても500円、100個売っても5000円なんですからね。
それでも町おこしのために、6年間毎週日曜日に露店に立つ。
その続ける力に敬意を表さずにはいれません。
だから、今日は朝市に出かけたのでした。
一言でいいから、彼に
「ご苦労さん・・・。6年間も、よー頑張ったない。」
と労ってあげたかったのです。
楼門朝市実行委員会の江口会長さんにも、お祝いと労いの言葉をかけたかった。
けして大言壮語するようなこともなく、いつも真面目に地道に頑張っておられる江口さんにも脱帽なのであります。
恒例のもちまきもあり、この朝市の提案者でもある樋渡武雄市長もおいでになっていました。
私の友人というお方は、実は山内町で建設業を営む社長さん
・・・自分では土方と言っていますが・・・・。
その彼がいつも言うのは、
「露店には商売の原点がある。ここで自分の生き方までも勉強した。」
とても深い言葉でした。
つまりはですね。ここでそこそこ小金を稼いでいる人も居るかも知れませんが、毎週日曜日に店を出して、小さなビジネスチャンスから、自分の商売のあり方を学び取っている人がいるということ
このことが大切だと思うのです。
勿論、観光客のイメージアップにも大いに貢献されていることは申すまでもありません。
続けること
量は質への転化をきたすという弁証法の理論に基づけば
この6年間のご努力は確実に体験化されノウハウへと結晶化されていることでしょう。
楼門朝市の6周年まことにおめでとうございます。
さらに7周年に向けて、頑張って下さい。
私も微力ながら応援させて頂きたいと思っております。
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