昨日は佐世保で33回目の慰労会を開催して頂いた。
佐世保に出かけようとしていたら、福岡から来客あり。
餞別の想いをわざわざ届けに来て下さったのだった。
雨の中、恐縮して佐世保に出向く。
わざわざ長崎から業界がとてもお世話になっている協会の実務ナンバーワンの役員様自らが音頭を取って労っていただいたんである。
その後は二次会でとても会いたかった男と再会、三次会でも兄弟仲の社長さんと再会。
一昨日は武雄で「兄弟付き合い」のお仲間から妻まで加えて頂いての慰労会を開いて頂いたのだから、本当に申し訳ない限りなのだ。
男冥利に尽きるとはまさにこのこと・・・・・。
ただし、多くの慰労会は借り物であるから、私もその時節到来の折にはきちんとお返しをせねばならないのだと肝に銘じている。
これで後数回を残すのみとなった私の慰労会であるが、都合38回を数えることとなった。
その度に問われるのは決まって「何故辞めたの。」である。
「ウフフ・・・悪いことをして辞めたんじゃなかバイ」と笑って誤魔化すのだが、今は黙して語らず。
驕らす、高ぶらず、相手様を慮り、やってきたつもりではあるが、時には短気を出したかも知れない。
大仰でいい加減なところもある癖に、妙な拘りもあるヘンな男なので、周りの人に嫌な思いをさせたやも知れないが、
それでもこんなつまらない男の退任に38回の慰労会は、勿体なさ過ぎるんである。
今年は8月10日から庭の虫が鳴き出した。
お風呂に入りながら、軒下の叢の虫の声を聴くのがなによりの愉しみなのであるが、今年は少しそれが早かったような気がする。
もう秋である。
雨ばかりが降り続いて、今年の夏はどこに行ったのかと思う日々が続いたものの、やはりもう秋である。
虫の音は正直なのだ。
そんな秋の夜長は、人様の有難さが身に染み入るばかり。
お酒のように五臓六腑に染み渡るのである。
「夜来香」の花がさいたのです。雨ばかりで夏はどこおえやらと思っていましたのに、自然界は正直だなと感じたひと時でした。
慰労会、お人柄の現れですね・