いよいよ、信用金庫生活もラスト1週間となってしまいました。
41年という長い年月を過ごした職場と別れるという実感が、まだ全然といっていいほどにありません。
回りから惜しむ声もたくさん寄せていただき、それはそれで有難く、感謝の言葉もありませんが、
自分自身が、まだ、もうこれで辞めるんだという実感が無いので、なんか他人事みたいに
「はあ・・・・。そうなんですよね。」という状態なんです。
時あたかも美しい紫陽花が咲き乱れていて、七変化しているという時期
私にも大きな変化が訪れようとしているのだ。
退職の忙しさを嫌というほど味合わされていて、花を愛でる暇がないのが実情です。
定年まで3年を残しての退任だけに
「何でまた、やめるとやぁ・・・・・。」
そんな電話が何回も何回もかかってきて、その都度、説明に追われることにちょっと神経が疲れてきました。
「パソコンも古くなったらリセットせんばいかんのですよ・・・。」と
すでに送別会や慰労会のスケジュールが目白押しの状態
私のようなつまらない男に・・・・申し訳のないことです。
まあ、私が退職しようがすまいが、そんなことに関係なく紫陽花は咲き誇っていますが・・・・。
弱冠62歳、また第二の人生を歩きたいと考えてはおりますが、しばらく充電・放電期間を置いて、妻ともよく相談して
身の置き所をしっかりと考えねばなりません。
6月27日金曜日が退任の日
「紫陽花退職」となりました。
人生の節目としては、私にお似合いの季節なのかも知れません。