「彷徨うピエロ三題」
生まれたての空を見上げて闇は星は月はとわが人生を並べ替える
尖ったナイフのような三日月は昇りきった坂の上に不敵に笑っていたよ
独裁者は机に頬杖をついて今日も昼下がりの情事を愉しむ午後の不条理
「街角にて三題」
空を見上げて僕は泣いているあまりの蒼さに深さに午後の倦怠に
暗闇の小道をとぼとぼと歩く懐中電灯はとうに電池切れの閉店だよ
路傍に咲く名も知らぬ花知らぬうちに咲いて知らぬうちに散りました
「残り香三題」
雷鳴は遠くから近づいて来たりしを夕立のさざめく中で耳を塞いで
残り香をシーツの海で溺れながらふと妻のありしをかみしめている朝
月も眠った なにもおもふことはなし僕はきみの根雪になろう
「ある日のこと」
11日は嬉野支店の信友会コンペに参加して、6時から武雄でライオンズクラブのお疲れ様会例会に出席、40人ほどの宴会。
乾杯の音頭を取って何人かとコミュニケーション、しばらくの後、嬉野のコンペの懇親会へ
こちらも30人ほどとコミュニケーション、二次会、三次会までお付き合いして、やっと散会、
代行に乗った所でライオンズクラブの仲間から呼び出し
かくして武雄に舞い戻って、皆が呑んでいるスナックで再びお付き合い
最後は後楽園のラーメンで〆
一体僕は何をしているのだろうかと思わされた夜でした。