奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2797)

2024-06-04 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「混迷の世を生き抜くための哲学(四方一偈著・扶桑社新書2024刊)」を読んだ。---------

四方一偈(よもいっけい1942生れ)氏は、静岡大学卒/京都大学(文学部)卒。高校教師を務めた後、小倉庫業を起業。傍ら/40年以上/ドイツ語の哲学原書講読会を主宰してきた。-----------

この本「混迷の世を生き抜くための哲学」の目次は次の通り。“人の本性とは何か(人の特徴と恣意性を持つことだ/同種殺しをする人とチンパンジー/攻撃制御システムの欠落した人類/第三者の目の獲得)”、“己の位置と社会との関係(定位とは何か/己の位置と社会との関係の歴史的経緯/人の位置関係を規定するものは何だろうか)”、“人は何に従って暮らし/どのようにして行動するのか(日常における行動基準とはどのようなモノか/民族から来る偏見)”、“生き甲斐(生き甲斐とは何か/生き甲斐を何処に置くのか)”---------

この本「混迷の世を生き抜くための哲学」の内容紹介文は次の通り。今の時代は/情報の氾濫とイデオロギーの喪失によって/全てが混沌とし/混迷した世界が現出している。そんな中/生きるための指針たり得るのが“哲学”だ。哲学と云うと難解なイメージがあるが/本来は見通しの悪い世界を理解するためにこそ/哲学は存在するのだ。本書では/人の本性/定位/格率/生き甲斐の4つの側面から/混迷する世の中を生き抜くための指針を呈示する。市井の哲学者である著者が/悩める人々に贈る/実践的哲学書の登場。----------

四方一偈氏は/糊口を凌ぐ手立ては別に用意しておいて/市井の人々の悩み相談を受ける占い師のようなお仕事を“哲学原書講読会”でなさっておられるのだろう。

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