北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
「顔面放談(姫野カオルコ著・集英社2023.9刊/初出2021,10~2023.5青春と読書)」を読んだ。--------
姫野カオルコ(ひめのかおるこ1958生れ)女史は、青山学院大学(文学部/日本文学科)卒。画廊でアルバイトをしつつ小説を書き/1990講談社持ち込み小説“ひと呼んでミツコ”で単行本デビューした。 “昭和の犬”で直木賞/“彼女は頭が悪いから”で柴田錬三郎賞を受賞。他の著書に“ツ、イ、ラ、ク/結婚は人生の墓場か/リアルシンデレラ/謎の毒親/青春とは/悪口と幸せ”がある。---------
この本「顔面放談」の目次は次の通り。“顔色をうかがい顔色もうかがう”、“不公平を検索されている女優No.1”、“サラリンとオロナイン”、“岩下志麻の正三角形”、“声は見えない顔”、“松田優作の遺伝力”、“フルオヤさんへ”、“小池栄子の白目”、“顔面相似形/ヒメノ式/中期発表”、“イケメン科ショールーム属”、“田宮次郎を鑑賞する”、“東京ボンバーズと太地喜和子”、“世界で一番美しい少年”、“マチ子と蝶子/マドンナの微笑み”、“可笑しくてかわいい人”、“世界一の美人/カトリーヌドヌーヴ”、“哀しみのオリジャパ日記”、“きれい/好き/うらやむ/なりたい/四種の顔”、“無法松の一生は阪妻版で”、“好きな映画を聞かれたら”---------
この本「顔面放談」の内容紹介文は次の通り。貴方/本当に顔を見てますか。著名人の顔を凝視し続けて半世紀。姫野カオルコの並々ならぬ観察眼が炸裂する。抱腹絶倒のマニアックエッセイ。漫画家/もんでんあきこの挿絵つき。---------
姫野カオルコの“自分は好きではないが”と前置きしつつ/一押しのイケメンは“田宮次郎”であると/白状している処が面白かった。
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