奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2144)

2022-07-07 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「世界に通用する子供の育て方(中嶋嶺雄著・フォレスト出版2011.1刊)」を読んだ。中島嶺雄(なかじまみねお1936~2013)氏は、1960東京外大(中国科)卒、1965東大(国際学)修士、1980同(社会学)博士。1977東京外大教授/1995~2001同学長。この本を執筆時点/2011.1国際教養大学学長。国際社会学者。---------

この本「世界に通用する子供の育て方」の目次は次の通り。“世界レベルの子供を育てる/親の考え方”、“子供をやる気にさせる/環境の作り方”、“子供の才能を育てる/習慣の作り方”、“世界に通用する/学力の伸ばし方”、“子供の学力を伸ばす/大学の選び方”---------

この本「世界に通用する子供の育て方」の内容紹介文は次の通り。独自の英語教育/教養教育で注目を集める国際教養大学(秋田市)の学長が、世界レベルの子供を育てる秘訣を教えます。異文化を理解するには言葉の壁をクリアしなければいけない。世界の共通言語のポジションにあるのは英語です。英語を話せなければ/一人だけ孤立することになる。日本では中学/高校/大学と10年以上英語を勉強しても/英語で仕事ができる人材は/大学卒業者の僅か1%と報告されている。先ずは英語教育を根本的に変えていく必要がある。唯、英語ができるだけでは/国際社会で通用しない。豊かな教養/広い視野を持ち/クリエイティブに発信していける力。この力が無ければ/異文化を理解して/国際社会で通用する人間にはなれない。グローバル化の時代/その影響は直ぐに世界各地へと連鎖していく。マネー資本主義がグローバルに展開される時代だからこそ/他者を思いやるヒューマニズムの立場を持することが大切になってくる。激しくなる国際競争に対応するために/グローバル化教育に力を入れ/教養を身につけ/公共の精神と道義を持った日本人を育成していく必要がある。だからこそBeyond Culture を実現していくことが大切だ。---------

中嶋嶺雄氏が、日本の英語教育の欠点をハッキリとお書きになって好感が持てる。文法/スペルの正確さに拘る英語教育はだめ/ネイティブ教師に先ず会話を叩きこんで貰うのが先決。日本人英語教師の発音を初めに聞いてしまうとそれがトラウマ?になる。中島嶺雄氏の専攻が英語でないのが良かった。

コメント
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