21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

虐殺の防止

2006年03月02日 06時34分10秒 | Weblog
 紛争地帯でのジェノサイドの防止には「地域の安定/平和」が必要だと言う誤解がある。地域的虐殺を止めるのに、正規軍なんて必要ない。
 アウシュビッツ(第二次世界大戦中、最大3万人/日が虐殺された強制収容所)の活動を止めるのに必要だったのは、ナチスの解体より、アウシュビッツ内のガス室/焼却所の空爆だっただろう。
 アフリカでの国家的ジェノサイドを止めるために必要なのは、クーデターだ。別に、現地人をそそのかす必要は無い。どっかで、傭兵を雇ってきて(二十人/三十人ぐらい)、首都に送り込めば良い。どうせ、指導者は国民に好かれていないから簡単だろう。
 もちろんその後の「地域の安定化」には大問題を残すことになる。(アメリカがイラクでした失敗のように) けど、虐殺をそのまま放置するよりかは、幾分かましだろう。もしかしたら、勝手な独裁者よりも、こっちで送り込んだ革命者の方が安定化をうまく達成するかもしれない。 ロシア革命/キューバ革命、、、、、


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