21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

JAL問題・最悪の結末

2010年01月09日 17時42分42秒 | Weblog
JAL問題は、市場にとって、最悪の結末を迎えた。

JALの株式は100%減資・上場廃止になるにもかかわらず、JAL航空線の運航そのものは国営企業として存続するらしい。

「空運株」に投資していたとしたら、JALの減資で大きく損を出しているだろう。一方、ANAやスカイラインは国営化された最強JALを相手に競争を続けなければならない。経営悪化に追い込まれる可能性はなくとも、JALが潰れた後釜を狙って規模拡大を達成するのは難しくなった。ANA株やスカイライン株も下がることはあっても、上がることはないだろう。

投資家にとっては、残念なお知らせである。

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